マレーシア当局は、先月13日に同国のクアラルンプール国際空港で北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、生産が禁じられている猛毒の神経作用剤VXが使用されたと発表した。

この問題をめぐり、スイスのジュネーブで開かれているジュネーブ軍縮会議の本会議で、マレーシア政府代表は7日(現地時間)、「マレーシアは最近の事件(金正男氏殺害)に関して化学兵器禁止機関(OPCW)と緊密に協力中だ」と述べたと韓国の聯合ニュースが報じた。

また、マレーシア政府代表は「マレーシアは誰であっても、どこであっても、どんな状況であっても化学兵器を使用することを強く糾弾する」としながら北朝鮮を批判したという。

OPCWは、あらゆる化学兵器の開発や生産、保有などを禁じた化学兵器禁止条約の効果的な履行を支援するためオランダのハーグに設置された国際機関だ。1997年に発効した化学兵器禁止条約に基づき設立され、執行理事会は韓国を含む41カ国の理事国で構成されている。

同じ日にオランダのハーグで開催されたOPCW執行理事会で、マレーシア政府代表は「マレーシア捜査当局は死亡者の身元確認のために親族のDNAまたは、医療記録の入手に努めている」と述べた。