Suits-Womanオフィスファッション講座が始まりました!賢人に人気スタイリストの入江未悠さんを迎え、堅実女子のオフィスファッションのお悩みをズバッと解決していきます。

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第1回の相談は不動産会社に勤める藤代玲子さん(仮名・29歳)から。
「仕事用に白シャツが欲しいと思っています。持っているのは就職活動のときに用意した、ジャケットの下に着るためのベーシックなものだけです。何を買えばいいですか?」

さっそく入江さんに聞いてみましょう。

今春買うなら、デザイントップスを1枚

ここ数年、白シャツはトレンドアイテムのひとつになっています。時代の流れとして、カジュアルでリラックスしたゆる〜いコーディネートが主流になっていますが、その中に白シャツを加えることで、清潔感と程よいきちんと感が出せるからだと思います。

去年は、服の中で体が泳ぐような、ビックシルエットの白シャツをフロントだけインにして着たり、うなじをキレイに見せるタイプの「背抜き」というデザインのものをざっくり着たりという、メンズっぽく着こなして逆に女性らしさを表現するマニッシュなコーディネートが人気でした。

今年はその反動か、アイテムのそのものが女性らしいディテールになっている、シャツブラウスがたくさん出ています。
「デザイントップス」と呼ばれるもので、素材はシャツのようなカリッとした風合いで、デザインはブラウスのように多様。襟がないものが多いですが、白シャツと同じようにきちんとした印象もつくれ、なおかつトレンド感もあるので、今春に白シャツを新しく買う予定なら、デザイントップスを選ぶのがおすすめです。

たとえば、こんなデザインのもの。

右・リボンブラウス 1万2000円(ミューカ)、左・ビショップスリーブブラウス 1万9000円(サクラ/インターリブ)

おすすめはリボン付きとビショップスリーブ

写真の右のトップスは、ウエスト部分に共布のリボンがついていて、ウエストシェイプできるタイプ。今年は、太いベルトでウエストマークするスタイルがトレンドなのですが、トップス自体にリボンがついているので、コーディネートを悩まずにすみます。また、程よい深さのVネックになっているので、顔をシャープに見せる効果もあります。

Vネックのデザイントップスは、顔立ちをシャープに見せる効果が。

左は、中世の司教(ビショップ)の衣装から由来する、「ビショップスリーブ」という膨らんだ袖が特徴のトップスです。これも今年のトレンドのひとつ。袖口を手首より少し上までたくし上げると、程よいボリューム感が出せます。手首まわりがスッキリするので、パソコンを打つときなどにも邪魔にならず、お仕事着としても優秀だと思います。

袖口がキュッと閉まり、膨らんだ袖が特徴のビショップスリーブ。

また、裾にも注目。このトップスは、サイドにスリットが入っていて、前身ごろよりも後ろ身ごろのほうが長くなっています。このデザインだと、フロントだけ、ボトムにインしたときに、シルエットが崩れません。デザイントップスを選ぶときにはこういった点もチェックしてみてください。

後ろ身ごろが長くなっているものが使いやすい。

基本的にボトムは選びません。手持ちのお仕事ボトムと合わせてみてください。

お仕事ボトムとも相性抜群。トレンチコート 2万5000円(スピック&スパン/スピック&スパン ルミネ有楽町店)、デザイントップス 1万9000円(サクラ/インターリブ)、ベルト付きスカート 1万4800円(グーコミューン/グランカスケードインク)、靴 1万2000円(ル タロン/ル タロン表参道店)

今回は、太ベルト付きのタイトスカートと合わせたので、オールインにしてみました。スカートからベルトを外して、シャツの上から留めるスタイルにしても、きちんと感はありつつ、今年っぽいと思います。

また、ベルトマークリボンつきのタイプの場合、ベルトなしのボトムなら、そのまま着ればいいだけ。加えて、リボンを外してボトムにオールインしてもいいし、すそを出して、タイトスカートのベルトを上から締めても。着こなしのバリエーションが広がります。

協力
インターリブ  電話03-6416-1861 グランカスケードインク 電話03-5457-7551 スピック&スパン ルミネ有楽町店  電話03-5222-1744 ミューカ  電話03-3475-6425 ル タロン 表参道店  電話03-6418-8960



■賢人のまとめ
程よくフェミニンで、襟なしでもきちんとした印象がつくれるデザイントップスがおすすめです。

■プロフィール

ファッションの賢人 入江未悠

青山大学在学中にスカウトされ、読者モデルとして活躍。
小学館『CanCam』で、 ライター&スタイリストアシスタントとして編集業務に携わり、2003年にスタイリストとして独立。
大人の甘さを引き出すきれいめコーディネートに定評があり、現在は、『STORY』『Oggi』など数々のファッション誌で活躍している。
自身初の単行本『TOKYO LADY STYLE』が好評発売中の他、2013年より、アクセサリーブランド「Myu by phoebe」のデザインも手掛けている。