中国で最も広く使用されているオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」のロゴマークは近ごろ、日本でも見かけるようになった。すでに一部コンビニエンスストアや東京都内のタクシーでも導入されているが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「支付宝が日本を飲み込もうとしている」と論じている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国で最も広く使用されているオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」のロゴマークは近ごろ、日本でも見かけるようになった。すでに一部コンビニエンスストアや東京都内のタクシーでも導入されているが、中国メディアの今日頭条はこのほど、「支付宝が日本を飲み込もうとしている」と論じている。

 記事はアリペイの「日本侵入」は中国IT産業の成功を示しており、中国標準がいまや世界標準になりつつあると説明した。またアリペイは日本企業との提携によって2015年10月に正式に日本に進出したが、この出来事は日本での買い物を人民元で決算できるようになったことを意味しており、「中国の世界的な地位が少しずつ強大になっていることを証明している」と論じた。

 さらに「日本最大のタクシー会社」である日本交通もアリペイを導入したことに言及したほか、ローソンや無印良品、高島屋、大丸松坂屋、ドン・キホーテ、ユニクロなどの一部店舗でもアリペイを使用することができると指摘し、錚々たる企業がアリペイを導入していることを中国人は誇りに感じるべきだと論じた。

 かつて、中国では代金をだまし取られる不安が大きいため、オンラインショッピングは普及しないという見方があった。実際に中国のネット通販では粗悪品が流通している。

 しかし、アリペイは店舗と顧客の間に立って消費者を保護するオンライン決済サービスであるゆえに中国で広く使われるようになった。中国国内の特有の状況が生み出したサービスだと言えるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)