希望を感じさせるキスシーンを披露 (C)2017“RADIANCE” FILM PARTNERS
/KINOSHITA、COMME DES CINEMAS、Kumie

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 永瀬正敏と水崎綾女が共演した河瀬直美監督作「光」の特報が完成した。光に包まれてキスを交わす2人の姿が印象的な仕上がりとなっている。

 2015年の仏カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニング作品に選出された、「あん」の永瀬と河瀬監督が再タッグ。弱視が進行している天才カメラマン・中森雅哉(永瀬)が、バリアフリー映画のモニター会で音声ガイドを作成する尾崎美佐子(水崎)と出会い、衝突しながらも理解を深めていくラブストーリーを紡ぐ。

 公開された特報には、徐々に視力を失い、カメラを投げ捨てる雅哉の姿に、美佐子が「1番大切なものを捨てなきゃいけないなんて、つらすぎる」と涙ぐむシーンが収められている。最後には、夕日を背景に美佐子が雅哉の顔を引き寄せてキスをするシーンが描かれ、切なくも希望を感じさせる映像になっている。

 このキスシーンについて水崎は、「タイミングを狙ってしたというより、とっさに、衝動的にしてしまったという方が正しいですね。演じている時は、私を見て欲しい、雅哉さんの心が知りたい、安心させたい、そんな思いでした。大切な物を失ってしまうカメラマンの雅哉さんに、かける言葉がなくて、ああするしかなかったですね。本能のままのキスはお互いを求め合う気がして好きです。心と心でぶつかっている感じがするので。言葉をかわすよりも、もっと伝わった気がしました」と語っている。

 「光」は、永瀬、水崎と神野三鈴、白川和子が共演しているほか、劇中映画「その砂の行方」の主演&監督に藤竜也が扮している。5月27日から東京・新宿バルト9ほか全国で順次公開。