左が万次の妹・町、右がヒロイン・浅野凜 どちらも杉咲花
 - (C)沙村広明/講談社 (C)2017 映画「無限の住人」製作委員会

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 先日、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した杉咲花(19)が、木村拓哉主演&三池崇史監督の映画『無限の住人』で一人二役に挑んでいたことが明らかになった。これまでヒロイン・浅野凜役として公表されていた杉咲だが、劇中では木村演じる主人公・万次の妹である町にもふんし、これまでの彼女の印象とはガラっと変わるショートカット姿を見せている。

 杉咲が演じる町は、万次が愛した妹で彼が不死身の体になるきっかけを作った人物。彼女が賞金稼ぎに殺されてしまったことで、万次は後に“100人斬り”と呼ばれる復讐に走る。だがその過程で致命傷を負った万次は、突如現れた謎の老婆・八百比丘尼(やおびくに)によって不死身の体にされてしまう……。そして50年後、死んだ町と瓜二つな顔をしたヒロイン・凜の依頼を受け、万次は彼女の復讐に手を貸すことになる。

 本作の小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサーは、「凜の役を誰がやるかということが、この映画の成否を決めます。杉咲花さんの出ている作品を何本も観て、その圧倒的な演技力と無垢なビジュアルにこの子しかいない、と惚れこみました」と杉咲の演技力に魅了されて、彼女を凜/町役にキャスティングしたことを説明。

 一方で、一人二役を演じた杉咲は「不安もありましたが、三池組の現場に立った途端に解決しました。現場での日々は本当に楽しかったと同時に、スタッフの皆さん、キャストの皆さんの技術や演技が素晴らしく見ているだけで悔しくなってしまう。それぐらい説得力のある場所で撮影することができました」と素直な気持ちを告白。また凜・町を演じる際は、「演じている時に、そこで起きたことを背負い受け止めるように演じました」と役に入り込んでいたことを振り返っていた。(編集部・井本早紀)

映画『無限の住人』は4月29日より全国公開