中国メディアの新浪は7日、日本製品は「高品質」の代名詞であると伝え、それは中国人旅行客が日本で爆買いしたことからも見て取れると主張。なぜ日本の製造業はこれほど高い品質の製品を造ることができるのかと疑問を投げかけた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの新浪は7日、日本製品は「高品質」の代名詞であると伝え、それは中国人旅行客が日本で爆買いしたことからも見て取れると主張。なぜ日本の製造業はこれほど高い品質の製品を造ることができるのかと疑問を投げかけた。

 記事は、多くの中国人にとって納得できないこととして、「中国は数年前に国内総生産で日本を超え、人口も日本を大きく上回り、消費市場も極めて大きいのに、中国製造業が日本の製造業よりはるかに立ち遅れていること」が挙げられると論じた。

 続けて、製造業の競争力の本質は資源や資金力ではなく、技術力や革新力であり、技術力や革新力を養うには、時間や蓄積が必要となると指摘。その点、日本の製造業は模倣や学習の段階を経て、今では模倣される側になっていると紹介し、特に生産管理などの点で優れた方法を生み出すなど、世界中の製造業にとって学ぶべき対象になったと指摘した。

 続けて記事は、中国の製造業は「一部の大企業はすでに日本の企業に肩を並べる競争力を手にした」とする一方、大きな差があるのは「中小企業」の分野であると指摘。日本の全企業数のうち、中小企業が占める割合は99%以上に達しており、中小企業が雇用を創出し、大企業を縁の下で支える存在となっていることを指摘、中国の製造業が日本に全面的に追い付くには「中小企業の競争力向上が必要不可欠である」との見方を示した。

 さらに、中国の中小メーカーが競争力を高めるためには「経営資源の集中」が必要と指摘。中国の企業は少しでも儲かると「すぐに多角化戦略を取り、不動産や株式への投資を行う傾向がある」と指摘。製造業にとって重要なのは蓄積であるというのに、財テクという誘惑に負ける経営者が多いと主張。「中国製造業が日本の製造業に追い付くには、中小メーカーが唯一無二の競争力を確立することが必要」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)