【プロが教える】春メイクへ上手くシフトする簡単プロテク!

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重いコートを脱いで、気分はすっかり春モード全開。お洋服が軽くなると気持ちもウキウキしちゃいますよね。でも、メイクだけずっと冬モードを引きずっているなんてこと……ないですか?

やり慣れたアイメイクをチェンジするのも勇気がいりますが、今この時期に見直すことが“流行に敏感”でいられるというもの。

そこで今回は、プロのヘアメイクとして年間1,000人以上もの女性を美しく変身させている筆者が“シャドウから?春メイクへ上手くシフトする方法”をご紹介します。

アイシャドウは“ブラウン”から“ピンク”へチェンジ

アイメイクの定番カラーでもある“ブラウン”。肌馴染みが良いのでつい出番も多くなりがちですが、まずはこのブラウンをチェンジ。春色の明るめファッションに似合う“ピンク”シャドウを使うことで一気に春らしいメイクに仕上がります。

ピンクは膨張色だから苦手…と思われがちですが、実はまぶたの上は膨張させている方が目が大きく見えるのをご存知ですか?

まずは、ハイライトカラーとしても使える位の明るいパールライトピンクシャドウからチャレンジして、慣れてきたらパールオレンジやラベンダーカラーなどシャーベットカラーにも挑戦してみましょう。

明るめカラーだけじゃ落ち着かない……という人は、引き締めカラーに“キャメルブラウン”を使ってみて。オレンジ系ブラウンがピンクの柔らかさを消さずに程よく引き締めてくれます。

ノーアイラインに慣れる

アイラインで引き締めた目元も魅力的ですが、春メイクの軽やかなイメージにはトゥーマッチ。せっかくの明るめシャドウもアイラインを引くことによって重く堅い印象になってしまいます。

アイメイクも“引き算”をすることで“幼い・かわいい”印象をあえて演出することがいつもと違う自分を出すポイント。

どうしても目元を引き締めたい時には、薄いイエローブラウンのリキッドライナーでまつ毛の隙間を“点”で埋める程度に仕上げて。あくまで“ノーライン”を意識することが春らしくなるポイントです。

リップもピンク&オレンジの2色使いにチャレンジ

モードの世界では上唇にピンク、下唇にはオレンジと2つに分けて塗る大胆なリップメイクも発表されていますが、実際のメイクアップには取り入れづらいもの。

そこで、リップでも2色をグラデーションとして使うやり方にチャレンジ。唇全体にピンクグロスでツヤと明るさを出したら、オレンジカラーのリップを唇の中心の内側にのせて指でぼかしましょう。そうすることで、オレンジからピンクへのグラデーションが唇に立体感を出してくれます。

今季は赤リップやボルドーリップも引き続き流行するので、リップで上手にイメージを使い分けて遊びたいものですね。

いかがでしたか? 春メイクは、上手に引き算することがポイント。今から少しずつ明るめカラーに慣れて、自信を持って新しいメイクにチャレンジしてください。

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※ chaletgirl / shutterstock

【筆者略歴】

古賀真知子

メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」