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富士通と富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は3月8日、既存の聴覚障害者参加型コミュニケーション・ツールである「FUJITSU Software LiveTalk」(LiveTalk)に多言語対応機能を追加し、ダイバーシティ・コミュニケーション・ツールとして提供開始した。

新製品は、企業での会議や学校での授業などにおいて発話者の発言を音声認識し、即座に複数の端末にテキスト表示することで、聴覚障害者を含む参加者全員のリアルタイムなコミュニケーションを可能にするソフトウェア。

従来製品は日本語にのみ対応していたが、新たに多言語の音声認識とAIを搭載する翻訳エンジンに対応し、富士通SSLの独自技術により即座に翻訳内容をテキスト表示する機能を実装した。これにより、従来の聴覚障害者とのコミュニケーションに加えて、19言語間でのリアルタイムなコミュニケーションを可能としている。

ユーザーは、自分の端末に表示させたい言語を選択すると、発話者の言語を翻訳して表示可能。発話者側の言語設定は必要無く、会話グループ内で利用できる言語の数や組み合わせの制限も無い。複数の参加者から同時に発話があった場合でも、発話者を識別して翻訳できるという。

音声認識による入力に加えてキーボードでの入力も可能なため、聴覚障害者も他の言語を話す参加者とのコミュニケーションを容易に実現可能としている。

価格は1ライセンス5万円(税別)から、保守サービスが1クライアントあたり年額1万円(同)。なお、音声認識エンジンなどの製品が別途必要。販売目標は1年間で400クライアント。

(山本善之介)