実写版『美女と野獣』で悪役に挑戦したルーク・エヴァンス

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 映画『ドラキュラZERO』『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンスが、ディズニーが手掛けた待望の実写版『美女と野獣』(4月21日 日本公開)について、2月14日(現地時間)ニューヨークのAOL開催のイベントで語った。

 呪いによって醜い野獣の姿に変えられた王子(ダン・スティーヴンス)と、美しい心を持った女性ベル(エマ・ワトソン)の恋の行方を描いたファンタジーロマンス。ルークはベルに思いを寄せ、野獣に襲いかかる悪役ガストンにふんした。メガホンを取ったのは、映画『ドリームガールズ』のビル・コンドン。

 出演の決め手について、ルークは「ストーリーとビルが監督を務めることが決め手だったね。ビルは素晴らしい監督で、彼の作品は壮大で華やかだ。今まで、どうにかして彼に僕の演技を見てもらいたいと思っていたんだ。そんな矢先、今作の企画と出会った。僕自身、ミュージカルの舞台(『レント』や『ミス・サイゴン』など)を約9年間経験してきたこともあって、今回ようやくビルのために、歌う瞬間を得ることができた」と語った。今作ではその美声を披露している。

 ガストンのキャラクターについて「確かに悪役ではあるが、最初から悪役というわけではない。彼は井の中の蛙のような存在で、地方の小さな町に住んでいて、その町の中では大物だ。もちろん、彼がこの町を出て行ったら、誰も気にしないけどね。だから決して町を離れない。そんな彼は、ベルを好きになる。今まで彼は何でも手に入れてきたが、初めて女性から『ノー!』と言われる。そこから亀裂が生じていくんだ」と説明した。

 野獣の城は実際に作られたそうだ。「とても特別な城だった。予告編でも確認できるが、城の中に入って、入り口の廊下から上につながっていく階段を初めて見たときは、スケールの大きさに驚いた。他にも、ドーム状の窓や城の外にある木々など全てリアルなんだ。僕らはシェパートン・スタジオ(イギリスにあるスタジオ)のほとんどを使って撮影していたんだよ」と裏側を明かした。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)