京都の美意識がつまったアイテム選び

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京都の伝統をいかしつつ、今の暮らしにフィットする品々を紹介する「京都ものづくり しつらえる、自分の京都を。」が、3月8日から14日まで三越日本橋本店で開催されます。4月からの新生活で使いたいアイテムや、こだわりのプレゼントを探すのも良し。脈々と受け継がれてきた、ものづくりの真髄に触れることができるチャンスです。
感性をゆさぶられる逸品たち
今回の商品の特徴は、伝統的な技術・文化・美意識が、今の暮らしにフットするようにデザインされていること。京都でものづくりに携わる9つの事業者と、三越伊勢丹のバイヤーが、じっくり時間をかけて開発した逸品たちは約60点。京都のものづくりを伝えたい、継承したいという、つくり手とつなぎ手の想いが込められています。こんなアイテムを自分空間に取り入れることで、日常生活が変わりそうです。今回は一部をご紹介。
地球に優しいアーティスティックなローソク
昔ながらの製法を変えることなく、丹精込めて1本1本和蝋燭を作り続けてきた「中村ローソク」。伝統的な櫨(はぜ)を原料とする和蝋燭は、油煙が少なく、人にも環境にも優しい植物由来のローソクです。アートディレクター森本千絵のgoen゜による草花のデザインを京職人が手書きで絵づけするという繊細な美しさ。ギフトにもぴったり。
歌舞伎の衣裳生地がトートバッグに

歌舞伎や文楽の舞台衣装を専業で制作している、「宇野商店」のトートバッグ。「多くの方に、伝統芸能に触れていただきたい」との思いから、その図案、紋様を活かす新たな可能性を模索しています。今回は歌舞伎十八番の一つ「勧進帳」で、弁慶が身にまとう装束の意匠がトートバッグとして登場。歌舞伎ファンはもちろん、長年愛されてきたデザインにはひきつけられるものがあります。
伝統的な手法による職人技の数々
このほかにも、千数百年の歴史を持つ絞り染め、中でも鹿の子絞を受け継いでいる「絞彩苑 種田」からは、絹100%の京鹿の子絞りドレスが登場したり、「竹のダイヤモンド」と呼ばれる、古民家の囲炉裏の煙で燻された煤竹を、一つずつ手作業で編み込んでいる「竹工房 喜節」は、煤竹(すすだけ)メガネケースを制作。今回の作品は、京都・佐藤喜代松商店の漆を塗り、金箔を施した特別素材で制作された一生もの。
また見逃せないのは、西陣織の技法をいかした利休八角箸。毎日の食卓や、特別な日に使うのはもちろん、お世話になった方に贈ったらセンスが光りそう。京都の伝統産業である西陣織の帯の柄絵箔、模様箔(引箔)の製造に携わる「楽芸工房」。アーカイブとして保管されている模様箔から、特に繊細な三種類の制作技法を用いて、木地箸に直接箔をほどこしました。
会期中は、職人による実演やワークショップが毎日開催。京都の凛とした空気を感じることで、ものの見方や考え方に刺激を受けそうです。詳細はFacebook三越カルチャーインフォメーションをチェックしてみて。

「京都ものづくり しつらえる、自分の京都を。」
開催期間:2017年3月8日(水)〜14日(火)
会場:三越日本橋本店 本館1階中央ホール
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL:03-3241-3311
営業時間:10:30〜19:30