新型シビック TYPE R 量産モデル(本田技研工業の発表資料より)

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 本田技研工業(ホンダ)は7日(現地時間)、スイス・ジュネーブで7日〜19日に開催のジュネーブモーターショーにて、新型「CIVIC TYPE R(シビックタイプR)」欧州仕様の量産モデルを公開した。合わせて、欧州における電動化ビジョンも発表している。

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 「シビックタイプR」は、6代目シビックに追加される形で1997年に初代が発売されたシビックの上級モデル。国内モデルは2012年に販売が終了していたが、昨年には限定モデルが750台のみ発売されていた。

 新型「シビックタイプR」は、サーキットでの走行性能に加えて、一般公道でのグランドツアラー性能を大幅に進化させた次世代の「タイプR」を目指し開発された車両。パワートレインには、さらに進化させた「2.0L VTEC TURBOエンジン」を採用。先代モデルを凌ぐ最高出力320馬力と最大トルク400N・mを達成。また、6速マニュアルトランスミッションには、変速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整されるレブマッチシステムを新たに採用。変速時のアクセル操作が不要となり、よりステアリングやブレーキに集中した運転を可能とした。

 リアサスペンションにマルチリンク式を新たに採用したことや高剛性化を図った新プラットフォーム、20インチタイヤの採用、ホイールベースおよびトレッドの拡大、重量配分の最適化などに加え、エアロダイナミクス性能をより高めたエクステリアデザインなどにより、運動性能を大幅に向上させている。ドライビングモードにはコンフォートモードを追加して3パターンとし、市街地からサーキットまで、より幅広い走行シーンにマッチしたダイナミック性能を提供する。

 新型「シビックタイプR」は、2017年夏より、欧州と日本・北米を含む世界各国で販売を開始する予定だ。

 同じく発表された欧州の電動化ビジョンでは、ホンダのグローバルでの電動化目標から5年先駆け、2025年をめどに欧州四輪商品ラインアップにおける販売数の3分の2を、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池といった電動化車両に置き換えることを目指すとされた。ホンダとして欧州初となる2モーターハイブリッドシステム搭載モデルを2018年に発売するなど、電動化車両を欧州で順次投入する。