「エンドレス・ポエトリー」の一場面 (c) Pascale Montandon-Jodorowsky

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 鬼才アレハンドロ・ホドロフスキー監督の最新作「エンドレス・ポエトリー」の日本公開が11月18日に決定、ホドロフスキー監督からメッセージ動画が届いた。「私は心から日本の文化を愛しています。日本食も、日本の禅宗のことも。思うにきっと前世は日本人でした。だからこそうれしいのです。映画を作るために多くの方が助けてくれたことが」と、日本への愛を語っている。

 最新作はホドロフスキー監督の自伝的内容の前作「リアリティのダンス」の続編となるもので、様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーが当時チリで出会った詩人、アーティストなど、アバンギャルドなカルチャーシーンの人々との交流を、虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で描く。撮影監督はクリストファー・ドイル。

 フランス、チリ、日本の共同製作で、日本からはアップリンクが参加。クラウドファンディングサイト「キックスターター」「インディゴーゴー」には鬼才の新作を熱望する世界中の支援者約9000人から約9000万円が集まった。ホドロフスキー監督は新作について「『エンドレス・ポエトリー』は、われわれを取り巻く世界に潜むマジックリアリズムを探求します。見たた人が真の自分を発見する手がかりになる、まさに“生きること”への招待ともいうべき作品です」とコメントを寄せている。

 ホドロフスキー一家は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住する。青年アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放され詩的運命は、新たな未知の世界へと紐解かれていく。

 「エンドレス・ポエトリー」11月18日から、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷で公開。