『まるでいつもの夜みたいに〜高田渡 東京ラストライブ』

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高田渡のライブを撮影したドキュメンタリー映画『まるでいつもの夜みたいに〜高田渡 東京ラストライブ』が、4月29日から東京・アップリンク渋谷で公開される。

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2005年に56歳で逝去したフォークシンガーの高田渡。代表曲“自衛隊に入ろう”“ごあいさつ”などの楽曲や、ミュージシャンの高田漣の父としても知られている。『まるでいつもの夜みたいに〜高田渡 東京ラストライブ』は、2005年3月27日に東京・高円寺の居酒屋を舞台に、約30人ほどの観客の前で披露した東京でのラストライブの映像を中心に構成。高田渡はその後開催した北海道ツアー中の4月4日に倒れ、4月16日に56歳で生涯を終えた。

監督はドキュメンタリー映画『三里塚に生きる』の代島治彦。撮影や編集も代島が担当した。チラシには高田漣、佐野史郎、森達也、中川五郎によるコメントが掲載されている。

■高田漣のコメント
高田渡にとってライブはそれこそ吉祥寺の立ち飲み屋にいる時と同じく日常であった。その日もいつものように高田渡は歌い、夜の街に消えていった。いまも僕らの知らない土地で歌っているのか、飲んでいるのか。今日もどこかで父は冗談話をしているに違いない。悪戯な笑顔とともに。

■佐野史郎のコメント
渡さんだけのあの、ギターのピッキングに酔いながら、『風』で唄われる「本当のことが言えたらな」に目頭を熱くし、「言ってるくせに」と映画の中の渡さんに話しかけていた。

■森達也のコメント
けっこう毒舌。でも誰も怒れない。だってペーソスそのものだもの。映画を観ながらあらためて思う。唄い、そして、歩き、喋る。すべて高田渡だ。

■中川五郎のコメント
あまりにもリアルで鮮やかなだけに、もう渡さんはいないんだ、渡さんにはもう会えないんだ、何でこんなにも早く歳月が流れるんだと、つらく、悲しく、寂しい気持ちにぼくは襲われてしまった。