韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対して、中国国内の反発がますます激しくなっている。韓国のあらゆるものに対するボイコットが叫ばれているが、「韓流」の締め出しもその1つだ。(イメージ写真提供:(C)Maxim Tupikov/123RF)

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 韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対して、中国国内の反発がますます激しくなっている。韓国のあらゆるものに対するボイコットが叫ばれているが、「韓流」の締め出しもその1つだ。

 中国メディア・今日頭条は7日、「韓流が中国市場から撤退したら、韓国スターはどこに行けるのか」とする記事を掲載した。記事は「韓国スターは、素晴らしい日々がこんなに早く去ってしまうとは思わなかっただろう」としたうえで、THAAD問題により、中国における韓流ボイコットの動きがより広まったと紹介。「中国市場を離れて、韓国スターはどこに行くのか」とした。

 まず、同じ中華圏である香港と台湾の可能性に言及。香港はもともとエンターテインメントが発達しており、「安定した市場に参入するのは難しい」と指摘。台湾については日本の影響を強く受けていることから、やはり参入には困難を伴なうと説明した。

 そして日本については「言うまでもない。しかも、もともと韓流をボイコットする動きもあった。だから韓流は中国市場にやってきたのだ」とし、インドやシンガポールも難しいと論じた。さらに、北米市場に至っては「痴人の前に夢を説く」であるとしている。

 記事は「もし中国のボイコットに効果が出たならば、韓国は行き場がなくなる。世界にはわれわれほど包容力のある土地はないのだ。中国に捨てられたら、韓流は滅びるのみなのだ」と結論づけた。

 この半年ほど「限韓令」の噂が中韓双方で渦巻いていたが、ここにきて韓流ボイコットの流れはもはや決定的となった。韓国のエンターテインメント業界は、非常に厳しい時期を迎えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Maxim Tupikov/123RF)