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笑顔の印象を左右しがちな「歯並び」。歯列矯正に興味はあるけれど、むし歯があるわけじゃないし、時間もお金もかかりそうだし、器具が痛そうだし……と、抵抗がある人も少なくないだろう。

では外国人の目には、日本人の歯並びや、歯列矯正への意識はどう映るのだろうか。今回は、日本在住の外国人20名に「日本人の歯並び」についてどう思うか、母国と比較して答えてもらった。回答を見ていこう。

Q.「日本人の歯並び」についてどう思いますか? 母国と比較して教えてださい。

■歯並びが悪い、母国のほうがきれい
・「全く並んでいない方が多いと思う。フランスでは歯の調整に保険が適用になるので、大人になるまでにほとんどの人がやる」(フランス/30代前半/女性)
・「歯並びが悪いと思います。母国では、歯並びが悪い人は歯医者になおしてもらいます」(ギリシャ/30代後半/男性)
・「母国と比べたら、日本人の歯並びはとても悪い。でも、それはお金の問題にすぎない。日本では矯正の値段があまりに高くて、手の届かない人が多いだろう」(ウクライナ/30代前半/男性)
・「私は特に母国の人との違いは意識していなかったんですが、外国人の中では『日本人の歯並びは悪い』という偏見・うわさがあったりします」(モロッコ/30代前半/男性)
・「歯並びが悪い人が多いのに歯科矯正器具を使う人があまりいないような気がします。母国では逆です。基本的に歯並びは悪くないけど、歯科矯正器具を使う人が多いです」(ブラジル/40代前半/男性)
・「歯並びは良くないと思います。硬いものを食べたりしていないから、ぼろくなっていると思います」(モンゴル/40代前半/女性)
・「母国のほうがきれいです。仕方ないですね」(トルコ/30代後半/男性)
・「確実に言えないですが、イタリアではもっと整っている気がします。イタリアでは整っていない人はあまり見ませんが、日本では(特に女の子の場合)もっとよく見かける気がします」(イタリア/30代前半/男性)
・「日本人の歯並びは悪いです。母国では大半の人は歯並びが良いです」(エジプト/30代前半/男性)
・「日本は歯並びの悪い人が多いです。母国では珍しい」(キルギス/30代前半/女性)

■歯並びが良い、気にならない、その他
・「歯のケアをちゃんとしているから歯並びがきれい。母国でも同じ」(ベトナム/30代前半/女性)
・「違いは八重歯ですかね。でも文化が違うのだからいいじゃないですか」(ドイツ/40代後半/女性)
・「気にしたことはない。でも、矯正の人口がタイよりはるかに少ないような気がします。タイでは矯正する人が多い」(タイ/30代前半/女性)
・「韓国では矯正するのが一般的。別に歯並びは、ご飯を食べるのに問題なければ良いと思う」(韓国/30代前半/女性)
・「日本ではあまり歯列矯正をやっていないみたいですが、台湾ではほぼみんなやっている。文化上、日本人はあんまり歯並びを気にしていないが、台湾人は気にする」(台湾/20代後半/男性)
・「面白いです。ポーランド人は歯並びをとても気にする国民です。いつも医者の指示で、きれいに並べるように努力しています」(ポーランド/40代前半/女性)

■総評
調査の結果、「母国と比べて、日本では歯並びの悪い人が多い」という回答が目立った。中には「全く並んでいない」「外国人の中では『日本人の歯並びは悪い』という偏見・うわさがある」といった、辛らつな意見もあった。しかし、「日本では歯科矯正器具を使う人があまりいない」という指摘があるように、歯列矯正をしている人が多いか少ないかの差であることもうかがえる。タイ、台湾、韓国などのアジア各国と比べても、日本では歯列矯正をする人が少ないようだ。

日本では、遺伝子疾患や顎変形症、口唇口蓋裂を伴うケースなどの一部を除いて、一般的な歯列矯正は自由診療になるため、費用も高額になる場合が多い。コメントでは、歯列矯正を受ける日本人が少ない理由としてコスト面を挙げる人が複数いて、「フランスでは保険が適用になる」と医療制度の違いを指摘する声もあった。

一方、母国と意識の差はあっても「文化の違いだから気にならない」という回答もあった。例えば、日本ではチャームポイントとして捉えられることも多い「八重歯」。ドイツ出身の女性は母国と日本の歯並びの違いとして八重歯を挙げており、歯並びに対する美意識は国によって異なることがわかった。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2017年1月23日〜2017年2月28日
調査対象: 日本在住の外国人
調査数: 20人
調査方法: インターネット応募式アンケート