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現在公開中の映画「彼らが本気で編むときは、」の大ヒット御礼舞台挨拶が3月7日に行われ、主演の生田斗真、桐谷健太、荻上直子監督に加え、シンディ・ローパーの名曲である本作のイメージソング「True Colors」をカバーしたゴスペラーズが登壇した。

映画「彼らが本気で編むときは、」は、優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)と、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオ(桐谷健太)、愛を知らない孤独な少女トモ(柿原りんか)の3人が、それぞれの幸せを見つけるまでの心あたたまる60日を描いた物語。

公開前から一般試写会で満足度97%となっていた本作が、先週末に公開されたあと、ネット上では「これはすべての母へ贈る映画」「予想以上に涙。ていねいで温かな映画だった」「ひたすら心に沁みる!」「生田斗真に主演女優賞」「今の時代にみんなに観てほしい映画」などと大きな反響となり、一昨日発表されたぴあ映画初日満足度調査で、堂々の第1位を獲得(2月25日ぴあ調べ) 。Filmarks映画初日満足度ランキングでは「ラ・ラ・ランド」に次ぐ第2位。ネット上の声がマスコミの調査でも裏付けされた。

この大きな反響に応え、3月7日、大ヒット御礼舞台挨拶を実施。上映を楽しみに待つ観客の熱気に包まれた会場に多くの拍手で迎えられた生田、桐谷、荻上監督。「本当におかげさまでたくさんの方にご覧いただいて、“良い映画”ってもっぱら評判です(笑)。ありがとうございます!」(生田)、「こうして大ヒット舞台挨拶の場に立ててうれしいです。恐らく今日の舞台挨拶が最後ということで、今日はたくさん話したいと思います」(桐谷)、「たくさんリピートしていただき、ありがとうございます。引き続き盛り上げていただけると非常にうれしいです」(監督)と、それぞれ笑顔で挨拶した。

第67回ベルリン国際映画祭「テディ審査員特別賞」「観客賞(2nd place)」をダブル受賞し、国境を越え評価された本作が、日本でも多くの感動を呼び起こしていることについては、「今回、“リ・リ・リンコ”という役をさせていただき、本当にうれしいです。(爆笑の場内に対して)よっしゃウケた!(笑)」(生田)、「“マ・マ・マキオ”としてもうれしいですね。賞を取るために映画を作っているわけではないですが、こうして評価していただけることはうれしい」(桐谷)と、本年度アカデミー賞でも話題となった「ラ・ラ・ランド」をそれぞれもじり、喜びの胸中を告白。一方の荻上監督は、ふたりの突然のノリに困惑しつつも、「本当に光栄。ベルリンにも、(3月10日から公開される)台湾にも、世界中にこの映画が広がっていってもらえるとうれしいです」(監督)と語った。

挨拶を済ませた3人の前に、映画公式Twitterに寄せられた、本作を鑑賞した多くの観客からの感想コメントが桜の花びら風に貼られたボードが披露されると、生田ら一同は感動した様子。中でも、生田が演じたリンコの美しさや人柄への絶賛の声が多かったとMCから告げられた生田は「僕の中で、“女性はこうであってほしい”という理想の形をリンコさんに投影させていったような気がします。(リンコさんが受け入れられたことは)役者として、すごくうれしいです」と述懐。

一方、母親として、リンコを強くあたたかく支え続けるフミコ(田中美佐子)とリンコとの関係に「涙が止まらない」との感想も多く寄せられていることがMCから明かされると、生田は「田中さん自身、大きな心ですべてを包み込んでくれる方なので、本当に良いママに出会えたなと思います」と、田中との共演について触れつつ、「僕も映画の撮影をしながら自分の母親のことを思い返しました。最近になって母親は鳥肉が苦手なことを知ったのですが、僕ら息子たちのためにから揚げを作ってくれていたんです。苦手だから味見もできないのに、たくさん作ってくれて…。母親の無償の愛情を感じました」と、母の思い出の味を懐かしんだ。

その後も、「<映画館を出たら世の中がちょっと違って見えた>っていう感想がうれしいですね。映画の醍醐味を感じます」(桐谷)、「私は、<「ラ・ラ・ランド」を観た足でこの作品を観てほしい>っていう感想が気になります。なんでだろう……。こっちはダンスしていないという意味で動きがない映画だからですかね(笑)」(監督)、「僕は<“アミモナー”としては、観ている間、手がムズムズしてました>って感想が気になりました。アミモナーって言葉があるんですね(笑)。確かにこの映画を観ると編み物をしたくなるんですよ」(生田)と、寄せられた感想コメントについてのトークは大盛り上がり。

そんななか、スペシャルゲストとして、ゴスペラーズが登場! 大ヒットのお祝いとして、自身がカバーした本作のイメージソング「True Colors」 を生披露し、貫禄を感じさせるハーモニーで会場を包み込んだ。

観客と同じく、ゴスペラーズの美しい歌声をステージ上で堪能した生田、桐谷、監督の3人は、「やっぱりゴスペラーズさん歌うまっ! 本当にありがとうございます! うれしいです」(生田)、「(体を左右に揺らしながら)本当やったらノリノリで聴きたいところでしたが、こういう場なのでちゃんと真面目に聞いてました。ハーモニーが本当に気持ちよかったです」(桐谷)、「すごくパワフルで迫力があって、生歌聴けてうれしかったです」(監督)とそれぞれ興奮した様子で絶賛した。

一方のゴスペラーズも、「いろんな人を支えてきたこの名曲を歌わせていただけることが本当にうれしかった」(村上)とイメージソング起用について改めて喜びを語りつつ、「リンコとマキオがとても素敵なカップルでした。リンコさんは女性の中の女性ですよね。トランスジェンダーについてだけでなく、いろんな家族やカップル、トモちゃんの成長なども描かれていたり、いろんな要素が詰まっていて、今後についても想像膨らみました。とても素敵な映画でした」(黒沢)と、映画の魅力を語った。

イベントの最後には、生田が「監督はもちろん、キャスト・スタッフが一丸となって“本気で”作った映画が、ベルリンや(劇場公開が決定している)台湾、韓国など世界に羽ばたいて、そして日本の皆さんの心にも届いている実感があって、うれしく思っています。まだまだ全国公開は続くので、この映画をもっともっとたくさんの方に観ていただきたいです。皆さんの愛情でこの映画を大きく育てていってもらえたらありがたいです」と締めくくり、大きな拍手に包まれる中イベントは終了した。

映画情報



「彼らが本気で編むときは、」

新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国公開中

脚本・監督:荻上直子

出演:生田斗真、柿原りんか、ミムラ、小池栄子、門脇麦、柏原収史、込江海翔、りりィ、田中美佐子 / 桐谷健太 ほか

イメージソング:「True Colors」 ゴスペラーズ

配給:スールキートス

(C)「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

リリース情報



2017.03.22 ON SALE

ゴスペラーズ

SINGLE「Soul Renaissance」

ゴスペラーズ OFFICIAL WEBSITE

http://www.gospellers.tv

映画「彼らが本気で編むときは、」作品サイト

http://kareamu.com