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ユニアデックスは3月7日、シーイーシーとIoTの利用・促進を目的に協業し、無線LANとVirtual Bluetooth Low Energy Beacon(仮想ビーコン)を利用し、屋内外での人・モノ・設備の位置や動きを可視化するという「位置情報管理ソリューション」を提供開始した。

価格は、約20メートル四方の大きさで200万円(税別)から。両社は新ソリューションを製造・物流や医療、商業施設などの業界・業種に向けて、3年間で100システムの導入を目指す。

同ソリューションでは、無線LAN及び仮想ビーコンでのロケーション情報のAPIと、シーイーシーの位置情報管理システムである「RaFLOW」を連携させ、Wi-Fiデバイスの位置を取得して屋内外問わず人・モノ・設備の動線を可視化するという。

さらに、シーイーシーの動態分析システムである「スマートロガー」との連携により、作業者のいつ・どこで・誰が・何をという動態データの収集・分析を自動化するとのこと。 これにより、業務の可視化や業務効率の最適化を支援するとしている。

IoT機器の利用が進む中で、センサーやタグなどのセンシング・デバイスを動作させるネットワーク環境が複数存在するため、最適なネットワーク環境の選択が重要になるという。

同ソリューションでは、無線LANと仮想ビーコンという2つの技術を利用するネットワーク環境を選択することで、ネットワーク環境に合った位置情報管理プラットフォームを構築し、最適なセンシング技術の提案から、測位方法、測位エリア、電波強度などの設計・分析、収集データの運用・監視、メンテナンスをワンストップで提供するとしている。

無線LANは、既に実環境においてタブレット端末やスマート・デバイスなどの業務での利用が増えており、業務用通信として利用が不可欠という。

また、IoTの活用環境にも無線LANを利用することで、インフラ価値の相乗効果が期待できるとのこと。

仮想ビーコンは、リアルタイム性を生かした位置情報精度の向上を実現する。さらに、従来のバッテリー駆動型の物理ビーコンとは異なり、クラウド・ネットワーク上の管理装置からフロア・マップ上に仮想的なビーコンを配置する。これにより集中管理が可能になり、バッテリー交換やビーコンの電波範囲の設定など、現場でのメンテナンス作業効率を圧倒的に改善する手法としている。

また、工場や倉庫内の作業員の増減やレイアウト変更・設備配置変更などにも、一括管理したネットワークによりシームレスに対応するとのこと。

IoT分析作業を効率化については、フォークリフトなど把握したいモノに設置した無線LANタグや作業者が装着したスマートウォッチから動線・動態情報を自動収集し、従来の紙や映像ベースなどの作業集計・分析に比べて要する工数を削減するという。

また、従来のストップウォッチやビデオカメラでの解析手法と比べ、10分の1以上の時間短縮が可能になるとしている。

なお、同ソリューションの仮想ビーコンには、シスコシステムズの「Cisco Beacon Point」及び「Cisco Connected Mobile Experience Cloud Beacon Centerソリューション」を採用しているとのことだ。

(山本善之介)