カレーを貯水湖、ご飯をダムに見立てた「ダムカレー」が密かに人気を集めている。全国各地のお店で提供されている個性豊かなダムカレーを紹介する「日本ダムカレー協会」なるサイトもある。きれいに「建設」されたダムの美しさ、そして、カレーを「放流」する時の喜びが大きな魅力だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 カレーを貯水湖、ご飯をダムに見立てた「ダムカレー」が密かに人気を集めている。全国各地のお店で提供されている個性豊かなダムカレーを紹介する「日本ダムカレー協会」なるサイトもある。きれいに「建設」されたダムの美しさ、そして、カレーを「放流」する時の喜びが大きな魅力だ。

 中国メディア・今日頭条は6日、ダムカレーを紹介する記事を掲載した。記事は「最近、日本ではダムの形をしたおもしろいカレーを提供するレストランがある」としたうえで、日本国内で食べられるダムカレー8種類を写真で紹介。「ご飯のダムがカレーをせき止めていて、思わずダムを壊したくなる衝動に駆られる」と伝えている。

 また、見た目だけではなく味ももちろんおいしいこれらのカレーは「お腹を満たしてくれると同時に、童心に返ったような楽しさも味わえる。素晴らしいデザインと言える」とも評した。

 ダムカレーを見た中国のネットユーザーからは「日本人は何をするにも遊び心を大切にする」、「小さいころによくご飯でスープをせき止めてた。ご飯が柔らかいから、しっかり固めないといけないんだ」、「なに、日本人はわが祖国の三峡ダムを壊そうというのか」など、様々なコメントが見られた。

 そのなかで、多くのユーザーが指摘したのが「これはご飯の量をケチるためではないのか」という点。多くのダムカレーは皿の一部が空っぽになっているため、そのような発想が出てくるようだ。「本当にご飯を半分ケチるためじゃないの?」、「これは値段が半額なのか」、「これは量を目減りさせる理由として素晴らしい」といった感想が並んだ。

 頑丈なダムを作るにはまとまった量のご飯が必要。写真を見ると、通常のカレーよりご飯の量はむしろ多いかもしれない。にもかかわらず、同じような指摘が複数寄せられるのは、手抜きや目減りに対する警戒心の強い現在の中国社会を反映しているのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)