【詳細】他の写真はこちら

ソニー歴代名機のラバスト、全コンプするならラストチャンスです。

2017年4月1日より解体予定の銀座ソニービル。昨年11月よりスタートした、ビル解体前のカウントダウンイベント「It’s a Sony展」は2月22日から後半シーズン(Part-2)に突入しました。残り1カ月を切ることとなったソニービル。今はどんな様子になっているのでしょうか。


東京・銀座の数寄屋橋交差点にあるソニービル(写真は3月6日時点の様子)。



「It’s a Sony展」がスタートした11月は、ソニーの歴代製品や広告約730点がずらりと並ぶ博物館のような展示になっていましたが(当時のレポート記事)、現在の「Part-2」では2018年夏オープン予定の「銀座ソニーパーク」のコンセプト(人工芝、プロジェクターと壁面などを使ったインスタレーション)が展示されています。あの大量の展示品が姿を消したことで、館内はかなりスッキリした雰囲気に。いよいよ見納めという切なさが伝わってきます。



ついに全21種が解禁された『歴代プロダクトラバーストラップ』の全貌



「It’s a Sony展」といえば、当初から話題になっていたのが限定グッズ。このイベント期間限定で販売されているのが、ソニー歴代製品をラバーストラップ化した『歴代プロダクトラバーストラップ』です。ソニービル4Fに設置された1回500円のガシャポン(どれが出るかはわからない)なのですが、久しぶりにガシャポン自販機を見てみると「全21種」がすべてラインナップされていることに気づきました。



こちらは、「It’s a Sony展」会期のうち月変わりでラインナップが変化。全6種(歴代ソニー製品×5種と「ソニービル」1種の組み合わせ。「ソニービル」以外の5種が毎月変わる)が「Vol.1」〜「Vol.4」の4期間にそれぞれ販売され、合計21種が登場してきました。“大人買い”が難しいコレクター泣かせのグッズですが、イベント終盤ということ全種類がついに解禁になったようです。「ご購入はお一人様1日1回まで」という掟があるので、引き続き収集はかなり難しいですが……。これから毎日通える人にはチャンスが残っています。

「Vol.1」発売当初は明かされていなかった、全21種のラインナップが以下のとおり。「premini」や「ベータマックス」、渋めのところでは「DATウォークマン」などもあり、なかなか非の打ちどころのない21種類になっているのではないでしょうか。



ウォークマン TPS-L2

トランジスタラジオ TR-55

モニターヘッドホン MDR-CD900

パーソナルコンピューター HB-101

カセットテープ CHF

CDウォークマン D-E01

テレビ TV-501

携帯電話 premini

デジタルスチルカメラ サイバーショット DSC-P1

パーソナルコンピューター VAIO PCG-505

ウォークマン WM-F5

DATウォークマン TCD-D3

ハンディカム CCD-TR55

My First Sony CFM-2000

テレビ KV-1310

PlayStation

PlayStation コントローラー

ベータマックス・ビデオカセット K-60

エンターテインメントロボット “AIBO” ERS-7

ポータブルラジオ スカイセンサー ICF-5800

ソニービル

歴代の名機を演奏できる!? 来場者参加型イベントもスタート



また、ソニービル8Fにあるイベントスペース「OPUS」(オーパス)でも3月6日(月)より最後のイベントが始まっています。こちらにもソニー歴代の名機が登場しますが、“初代ウォークマンやハンディカムなどを楽器として演奏できる”という、かなり特殊な参加型イベントに。



「エレクトリカル アンサンブル -ソニーを奏でる、みんなを奏でる-」と題されたこのイベントでは、円形のイベントスペース内にソニーの歴代製品6台を設置。いずれも、触れたり手をかざしたりすると、各製品の特徴を反映した電気信号音が出る仕掛けに。家電製品ではなく楽器という形で、来場者自身がこれまでのソニー製品に触れられるというものです。


楽器化した初代「ウォークマン」。距離センサーを接続しており、手の位置によってテープの再生速度を変えて“テルミン”のように音を操れる。


「ウォークマン」の使い方説明書。


オープンリール式磁気録音機「テープコーダー」。テープの回転部分を手で回すことでDJのようなスクラッチが楽しめる。


「テープコーダー」の使い方説明書。


デジタル一眼カメラ「αシリーズ」を楽器化した「アルファ」。物理的なシャッター音、連写音をリズミカルに鳴らして演奏する。


「アルファ」の使い方説明書。


ブラウン管テレビ「トリニトロン」。縞模様を映し出した画面から発せられる微弱な電磁波を手でキャッチし、身体につけたコイルアンテナを通してギターアンプから音を鳴らすという驚愕のパーカッションと化した。


「トリニトロン」の使い方説明書。


ビデオカメラ「ハンディカム」。管楽器のトロンボーンのアーム構造を組み合わせ、“カメラに映る縞模様の本数が少ないと低い音、多いと高い音が出る”という音響機材に変貌。


「ハンディカム」の使い方説明書。


ポータブルラジオの名機「スカイセンサー」は、カメラのストロボやテレビのリモコンがセットになっており、これらが発する電磁波を不思議な音に変えるという大作。


「スカイセンサー」の使い方説明書。



イベントスペースは無料公開となっており、30分に1度のタイミングでハイレベルな演奏映像も上映。この演奏はOpen Reel Ensemble(オープンリールアンサンブル)というバンドによるもので、今回展示される6台の楽器も彼らがプロデュースしています。イベント終了直前となる3月30日(木)には、Open Reel Ensembleによるライブ演奏も行われるとのこと。


Open Reel Ensembleの和田永さん(写真左)、吉田匡さん(写真中央)、吉田悠さん(写真右)。

ソニービル50年の歴史にいったんのピリオドとなる最終イベント。『歴代プロダクトラバーストラップ』ともあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

取材・文/柳 雄大(編集部)

「エレクトリカル アンサンブル -ソニーを奏でる、みんなで奏でる-」

開催期間:2017年3月6日(月)〜3月31日(金) 

開催時間:11:00〜19:00 ※入場無料

開催場所:東京・銀座 ソニービル8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)

関連サイト



ソニービル

関連記事



ソニー『歴代プロダクトラバーストラップ』第1弾・全画像。歴代のあの名機がガチャに!【It’s a Sony展】

ウォークマンもAIBOもプレステも。懐かしソニー製品集結の「It’s a Sony展」を見てきた【写真+動画150点】