2016年に長年の燃費偽装が発覚、その後日産自動車の傘下になるなど波乱の年となった三菱自動車。燃費偽装に関する補償も70%以上が完了するなど粛々と対応しています。偽装は許されざる行為ですが、しっかりとした「ものづくり」によって回復を目指しているというわけです。

その三菱のコンパクトSUV「RVR」が、2017年2月9日にマイナーチェンジを実施しました。

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目立った変更点はフロントマスクです。新デザインコンセプト『ダイナミックシールド』を採用、中央のブラックフェイスとバンパー左右コーナーなどのプロテクト形状により、SUVらしい力強さと精悍さを表現しています。

実車で確認した『ダイナミックシールド』となったRVRは、カタログなど2次元の写真で見ていた以上にマッシブで、厚みのある顔に進化しています。

後ろ姿もスポーティな印象を受けます。その理由はルーフアンテナが流行りのシャークフィンタイプに変わっているから。ちょっとした変化点ですが、もともとスタンスの効いたフォルムを強調することで、最低地上高が195mと十分に確保されていることを忘れてしまいます。

インテリアでは、上級グレード「G」のシートにレッドステッチをあしらうことで、走りを予感させるスポーティな印象としているのもマイナーチェンジでの変更点です。

走破性と燃費をバランスさせた電子制御4WDは、センターコンソールのスイッチ操作で2WD/4WDオート/4WDロックを切り替えることができる仕様。三菱らしいラフロードでの走りも期待させるメカニズムとなっているのもRVRの特徴です。

グレード構成は「M」と「G」で、それぞれに2WDと4WDが用意されます。メーカー希望小売価格は、205万8480円〜248万7240円。1.8リッターエンジンの余裕を考えると、リーズナブルな価格帯といえそうです。

●三菱RVR G(4WD)主要スペック
車両型式:DBA-GA4W
全長:4355mm
全幅:1770mm
全高:1630mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1430kg
乗車定員:5名
エンジン型式:4J10 MIVEC
エンジン形式:直列4気筒SOHC 16バルブ
総排気量:1798cc
最高出力:102kW(139PS)/6000rpm
最大トルク:172Nm(17.5kg-m)/4200rpm
変速装置:CVT(6速スポーツモード付き)
燃料消費率:14.4km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:215/60R17
メーカー希望小売価格(税込):248万7240円

撮影車のボディカラーはライトニングブルーマイカ。

メーカーオプションとして、プレミアムパッケージB(パノラマガラスルーフなど):14万2560円、SRSサイド&カーテンエアバッグ:8万6400円、7インチディスプレイメモリーナビゲーション&ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム:42万120円が装着されています。

(写真・文 山本晋也)

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