U20代表候補の15歳FW久保建英、合宿初日は「思ったよりもできなかった」

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 昨年末のアルゼンチン遠征に続いて2度目の招集となった。FW久保建英(FC東京U−18)が、7日から始まったU−20日本代表候補に参加。「結構ハードな1日だった」と初日を振り返った。

 11対11の紅白戦ではFW小川航基(ジュビロ磐田)と2トップを組んだが、持ち味を発揮する場面は限られた。「正直に言うと、思ったよりもできなかった」と話すように、ボールに触る機会が少なく、なかなかシュートまで持ち込むことができない。練習後、久保は「もう少し早くからボールを積極的に受けに行く動きがほしかったかな」と分析した。

 それでも、フォーメーション練習では相手GKの頭上を越える技ありのループシュートを披露。緩急をつけた鋭いドリブルで敵陣に切り込んだりと、技術の高さを示した。

 コンビを組んだ小川はこう語る。「前を向いてくれるのですごく動きやすい。本当に才能あふれる選手で、下の年代だけど、僕は1人の選手として見ている。わからないことがあれば聞いてほしいし、僕にはない部分で盗めるところは盗みたいと思っています」。内山篤監督もまた「攻撃時のプレー精度が非常に長けている。戦力になるから呼んだし、将来性もある」とその実力を認める。

 8日のFC東京との練習試合でも久保と小川が2トップを組む可能性が高く、実戦を通して連係面を深める絶好の機会になるだろう。「明日はもっとやれると思っているので、しっかりと自分を出していきたい」。冷静な口調と表情にも負けん気がのぞいた。

取材・文=高尾太恵子