6日、華字紙・日本新華僑報によると、日本で交通事故によって息子を亡くした中国系女性が、「登下校中の子どもが事故に遭わないようにもっと注意してほしい」と呼び掛けている。資料写真。

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2017年3月6日、華字紙・日本新華僑報によると、日本で交通事故によって息子を亡くした中国系女性が、「登下校中の子どもが事故に遭わないようにもっと注意してほしい」と呼び掛けている。

女性の小学1年生の息子は下校途中に交通事故で死亡した。女性は日本にいる子を持つ華僑や華人たちに同紙を通して、「子どもの登下校の交通安全の問題に関心を持ってほしい」と呼び掛けている。

交通事故総合分析センター(ITARDA)によると、これは、近年日本で懸念される社会問題の一つだという。ITARDAの統計では、2015年までの5年間で、歩行中に交通事故に遭った小学生は8944人で、死者は30人に上る。

ITARDAの担当者は、「歩行中の交通事故による死傷者は、小学1年生がもっとも多い」と指摘。小学校への進学を境に保護者から離れて1人で行動する機会が増えるためだという。

中京大学で交通心理学を研究している神作博教授は、「小学校に上がったばかりの子どもは、興味を持ったことに気を取られやすく、大人には予想できないタイミングで突然動くことも多い。また、危険を認知する能力も発達していない」と話し、運転免許の講習でそうした子どもの特性を教える必要があると指摘しているという。

記事は、日本で暮らす中国系の保護者が子どもの交通安全に気をとめるようになってほしいと伝えている。(翻訳・編集/岡田)