DAZNによるJリーグの広告キャンペーン。

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■最近CMでよく見るDAZN

 最近CMでよく流れるDAZN(ダゾーン)。Jリーグの放映権を獲得し、日本サッカーファンから注目を浴びユーザーを着実に増やしている。プロ野球が始まれば横浜と広島のホームゲームも放映するのため、プロ野球ファンも追随する形になるかもしれない。海外のスポーツも今後さらに充実させようとしているのも明るいニュースだ。

 サッカーに焦点を当てると、試合中継を流すだけでなく、試合毎に5分で編集したハイライトも流す。5分で試合の流れが分かるのは非常にありがたいシステムだ。見たい試合を選び瞬時に切り替えることも出来る。開幕直後は好きなチームの試合だけ見てればいいかもしれないが、最終節に近づくと周りの試合も気になるため、これは役に立つ。

■Jリーグ開幕節はとんでもないミスが

 DAZNはJリーグの開幕戦(G大阪‐甲府)の試合を放映できないと言う、とんでもないミスを犯してしまった。謝罪では原因を明らかにしなかったが、視聴料の二週間相当に該当する徴収を取りやめとする事を明らかにした。利益重視の海外(DAZNは英国の会社)でこの様な対応を取るのは異例だろう。それだけ日本顧客を大事にしようとする意図が感じられた。

 私の予想では、G大阪‐甲府は一試合だけ開幕戦がずれていたので恐らくはスケジュール管理ミスではないだろうか。プレミアリーグを目の当たりにしている英国人にとってのJリーグは、日本人で言うベトナムリーグぐらいだろう。そう考えると舐めていたと思わざるを得ない。しかしここまで真摯な対応を取っている事を考えると、今後この様なミスは発生しないと期待したい。

■DAZNが増やしたいのは世界のユーザー

 Jリーグを放映する事で日本人ユーザーを大量に確保しようという狙いがあるのは分かるが、もちろんそれだけではない。下記の二つの理由から世界的にもJリーグが注目を浴びて行く可能性があるのだ。

 まず一つはワールドクラスの選手を獲得することで、より注目を集めることである。神戸がポドルスキーを獲得した事により、各チームが世界的にも有名な選手を獲得していくことが予想される。これはDAZN契約により資金源が確保でき、各クラブチームへの配当金アップが期待されるからである。

 次に挙げられるのは世界中からJリーグを視聴する人が増えることである。ヨーロッパでスポーツイベントが行われていない時間帯に日本でサッカーが行われていたら、自然と見てしまうなんていう言う人もいるだろう。特にギャンブルをやっている人間にとってライブ中継は重要だ。それを考えると世界的にDAZNユーザーが増える可能性は大いにありうる。