顔の印象を大きく変える目もと。アイメイクが必須という人もいるのでは。マスカラにツケマ、マツエクと、長くてフサフサのまつ毛にするため頑張っている女子も多いでしょう。しかし、ヘアケアで髪はいたわっていても同じようにまつ毛をいたわっている人は少ないのではないでしょうか。今回は大切にしてあげたいまつ毛についてご紹介します。

まつ毛も髪の毛と同じように生え変わっている

まつ毛も髪の毛と同じように抜けたり生えたりを繰り返す毛周期があります。実はまつ毛の毛周期は早く、髪の毛が1日に0.3〜0.4ミリ伸びて3〜4年で抜け落ちるのに対し、まつ毛は1日0.18ミリと伸びるのは遅いですが4か月〜1年で抜け落ちるといわれています。まつ毛は体毛の中でも最も色素が多いため黒い毛がほとんどで、欧米人に比べるとカールが小さく本数も少ないですが、長さや毛周期に人種の違いはないそうです。マツエクをすると自まつ毛が伸びてくるのがよくわかりますよね。髪の毛と同じようにまつ毛にも生えグセがあったりします。逆さまつ毛になりやすい人はそのためです。

実はたくさんあるまつ毛の役割とは

まつ毛は汗が目に入るのを防いだり、サンシェードのように強い日光などの光から瞳を保護したり、ホコリ、異物の侵入を防いで眼球への傷や目の疾病を防いでくれています。まつ毛は目の上下に生えていますが、上まぶたのまつ毛は90〜160本、下まぶたのまつ毛は75〜80本あり、長さも上まぶたのまつ毛のほうが長いのが特徴。また、猫のひげのように敏感に接触を感知して反射的にまぶたを閉じさせる(まばたき)機能があります。まつ毛は顔つきや表情を作る役割もあり、まつ毛がなくなるとその人の印象もガラッと変わってしまいます。

まつ毛が抜ける病気もある

髪の毛が栄養障害やストレスで抜けたり発育が悪くなるのと同じように、まつ毛も抜けたり発育が悪くなることがあります。毛周期で抜け落ちるのは普通ですが、まつ毛が少なくなった・前よりも短くなった・まばらになったという症状がある場合「睫毛貧毛症(まつ毛が不足していたり、不十分な状態)」の可能性もあります。原因として、アイメイクやクレンジングによるダメージ、加齢、皮膚疾患、薬の副作用がありますが、一番身近な原因はアイメイクやクレンジングによる負担です。

ビューラーを使う時、つけまつ毛を使う時、クレンジングをする時にはまつ毛に負担がかからないように優しく丁寧にすることが大切。まつ毛美容液のつけ過ぎも注意が必要です。「まつ毛クリニック」で検索すると、睫毛貧毛症や治療について詳しく見ることができます。睫毛貧毛症は発毛が可能な状態であれば投薬や生活習慣の見直しで治療することができますが、原則的に自由診療(保険が使えず10割負担)になります。

 <参考文献>まつ毛クリニック

writer:しゃけごはん