結成10年を迎えたSuG。ビジュアル系ロックバンドとしては異色のスタイルで注目を集めている

 「Heavy Positive Rock」というコンセプトのもとに独自の音楽性を追求している、武瑠(Vo)、masato(Gt)、yuji(Gt)、Chiyu(Ba)、shinpei(Dr)からなる5人組ロックバンドのSuG(サグ)が今年1月12日に、結成10年を迎えた。節目の年は「10th Anniversary Project」と銘を打ったプロジェクトを展開。9月2日には自身初の日本武道館での単独公演が決まり、3月9日からは自身最多の全国39公演を巡るツアーも控える。更に、先駆けること3月8日にはベストアルバム『MIXTAPE』、3枚組アニバーサリーコレクション『ARCHIVES』(SuGショップ予約限定販売)を発売する。このベスト盤では「SuGとは何か」を問うたという。近年ではハードロックをベースにラップやEDMなどの要素も取り入れるなど、ビジュアル系ロックバンドとしては異色のスタイルで注目を集めている彼ら。活動休止期間を挟んでのこの10年間はどういうものだったのか。インタビューを通じて彼らの本音に迫った。

全ての10年、人生のなかに捧げたもの

武瑠

――10年は皆さんにとってどんな時間でしたか?

shinpei 俺は途中から加入しているので10年という時間ではないけど、それでも本当にあっという間でしたね。活動休止していたことも影響があるかもしれないけど、それを考えても10年って短いなって。わりと一瞬できたなって思います。

武瑠 たまたま振り返るタイミングがこの10年目で。コピーバンド以外でちゃんとしたバンドを組むのはSuGが初めてだったので、仕事や音楽、ステージや人前に立つとか、そういうのを抜きにしても、この10年は、俺の人生を捧げた時間だなと思います。

yuji 10年と言われてもサラリーマンと変わらないと思うんです。サラリーマンの方も10年働いてる人も訳じゃないですか? なんかその感覚と一緒です。

武瑠 昇進はしなかったの?

一同 (笑)

yuji 10年、平社員だったわ(笑)でもそういう感じです。みんな働いているんで、同じです。

――yujiさんはこの10年間でバンドを辞めたいと感じたことはなかった?

yuji いや、いつでも辞めると思いながらやってきている感じです。

shinpei yujiさんが一番、「終わってもいい」「辞めるなら辞める」という覚悟をもってやっている感じがあります。

Chiyu

yuji 別に辞めたくないとも思わないし、別に辞めたいとも思ってない。終わったら終わったで終わるみたいな、そんな感覚です。

武瑠 一周回って凄くロックスターだ!!

yuji 俺が言った言葉だけど、それって凄い奴が言ったら貫禄はあるけど、俺は平社員なんでね。

一同 (笑)

――SuGの中で社長の立ち位置は誰ですか?

yuji それこそ収入で言ったらみんな平社員ですね。世界観を作っているという意味でしたら武瑠ですし。運転が上手いというところですとChiyuですし。

Chiyu ただのドライバーじゃねえかよ。(笑)

shinpei ベースじゃなくて良かった?

yuji ベース&ドライバーね。世間からすれば俺たちの職業って芸能人的な見方をするじゃないですか? でもやっている側としては、そんな気がないんですよ。

――芸能人だという実感はない?

yuji

yuji 実感はないですね。

shinpei 僕も実感はないですね。

yuji 普通に街に出ても俺のことを知ってる人はいないんで、別に。

一同 (笑)

――ファンの方と偶然会わないんですか?

yuji ほぼ会わないですね。ライブハウスの近くで会っても気づかれないタイプなんで。そこに関してのストレスがほぼないですね。

――みなさんはどうですか?

masato 何回かあります。そういうときって、いきなり「わあー」って来るよりかは「迷惑かけたら悪いのかな?」という雰囲気をだしながら待っている子がいますね。

shinpei 気づかれ待ちをしてる人はいるよね。

masato 電車で遭遇した話なんですけど、ファンの子が降りるタイミングまではずっと俺のことを見て何も言わずにいるんです。でも、その人が自分の電車を降りるタイミングぐらいに「ファンなんです」って。「おお! ありがとう」って握手だけして、その子が降りるじゃないですか? その後、俺1人が電車に乗っている空気感…(笑)周りからの「あ、あの人、今握手した」みたいな空気だけが残ってるのがね…。なんかいたたまれない感じになる。周りから「なんか握手されてる、芸能人かな?」みたいな。

shinpei

yuji それイヤだね。周りからは「アイツ見たことがねえぞ」っていう空気になるよね(笑)。

masato そうそう。そういうことが2回ありましたね。

yuji でも、そんなにストレスはないですね。

――Chiyuさんにとってこの10年は?

Chiyu やっていると早いなとは思うんです。自分が東京に出てきた次の年にSuGに入っていて。その当時、地元の友達が子供を産んでたりとかするんですね。結構時間が経って地元に戻ったときに「この子大きくなったわ」って写真を見せてもらったりとかすると、この期間でこんなにも成長するんだ、というのを改めて感じさせられました。それは時間だけでなくて、距離的にも。「俺は東京におるんや」って。

yuji 「俺って何をやっているんだろうな」って思うでしょ?

Chiyu これが「普通の幸せか!」って思いながら。

yuji みんな結婚して、子供が生まれて大きくなってるもんね。

Chiyu 子供を見たときが一番時間の流れを感じますね。

shinpei 子供は大きくなるのが早いからね。

yuji 俺はこの10年で残せたものってなんだろう? とは思いますね。子供の成長は目に見えて分かる。でもそれって周りにはあって自分にはないものだから。

shipei 何もないとか(笑)。

masato

Chiyu だからこそ武道館を成功させたいですよね!!

――Chiyuさんは結婚願望とかあるのでしょうか?

Chiyu 今はないんですけど2年後ぐらいに出てくるかも。

shinpei なにその予言(笑)。

Chiyu なんとなくね(笑)。

――masatoさんにとってこの10年は?

masato バンドでみたら山あり谷ありでした。谷がかなり多めの、谷ばっかり越えてきたとうのが多かったですね。「ここまで辿り着いたぞ!」みたいなことを実感せずにここまでやってきたかなって。10年が経ったという達成感みたいなものは特にないんですよね。

――バンドとしては2012年12月29日からの1年間、活動休止されていました。これによってメンバー間の絆は深まりましたか?

masato あのときは少しでも早く復活が出来るように、と考えて動いていたので、活動休止の期間もぴったり1年っていう感じで空いたんですけど、結構細かく会ったり、話したりもしてました。地下活動じゃないですけど、そういう中で密にメンバーと接してた期間だと思います。

――活動休止をしたことによっての変化は?

武瑠 嘘もつけないので正直に言いますけど、思ったよりは変われなかったかなと…。

――変われなかった理由は何なんでしょうか?

武瑠 チームの力不足ですね。

――ファンもこの間に変わった?

武瑠 意外と変わってないですね。着いて来てくれる子は、ずっと着いて来てくれて。曲調も含めて凄く入れ替わりが激しいバンドなんで、そのときそのときで好きになってくれて回転していくみたいな。常に自分たちの音楽性はちょっとずつ変わって変性しているんですけど、ずっと同じ音楽をやってる訳じゃないからこそなのかなって。後は、その音楽は変わらずに自分たちの立ち位置を変えたいからこそ活休したという意図もありました。ただ、思った以上に壁が高かったという気持ちが正直なところですね。

ドキドキさせたい

武瑠

――SuGさんの音楽は良い意味で期待を裏切ってくれます。

shinpei 「MISSING」のときにかなりそういう風に言われた気がしますね。こういう曲調で、シングルを切ったことがなかったので。

武瑠 曲の切り方は、多分意図的であったかもしれないですね。同じ流れにはしないとイメージはあったので。基本的にびっくりさせたいみたいなのがあるので、好きにさせるとかファンになってもらうとか、楽しませるというよりかはドキドキさせるということに重点を置いていた気がします。それが裏切っているということに繋がっているんじゃないかと。普通、こう切った方がいいのに敢えてこっちに振った曲を出すというのは、いつも考えいてたかもしれませんね。

――この数年でSuGさんは大人の色気を放っていくようになりましたよね。

武瑠 そうなんですかね(笑)。

――あんまり実感はないですか?

武瑠 多分、見せ方の問題が凄く大きいのかも。俺は元々、凄く大人っぽいと言われるタイプだったんですけど、SuGになってから急に周りから「子供っぽくなったね」と言われて。音楽にどっぷり浸かることによって、今、作っているものに全部染まっていくスタイルだと思うのでライフスタイルから変わってたかもしれないですね。

――10年間で一番変わったと思うところはありますか?

Chiyu 楽曲のクオリティーがどんどん上がっていく分、求められることも増えてくるので各々の楽器の底上げというか、スキルは上がりましたね。前までは絶対に弾けなかったものが今は弾けるようになったりとか、そのことでだいぶ幅が広がりました。

――yujiさんはどうでしょうか?

yuji やりながら色々勉強してきた感じです。最初の頃と比べて変わったところは、当時できなかったことが、今はできるようになったというところですね。あと見た目は、やっぱ年はとったかな。

Chiyu

shinpei それはそうだ。

――体力的にきつかったりしますか?

yuji 体力よりも、なんか精神的なところの気持ちが追いついていかない。

――メンバーのなかでもメンタル面ではyujiさんが一番タフそうに見えますが…。

Chiyu 意外と繊細かもしれないですよ。

yuji 分からないです。自分でそういうのを考えてないので。「自分がタフだな」と思って生きてる人は多分いないんじゃないですか。分からないけど(笑)。

――shinpeiさんから見てyujiさんはタフに見えますか?

shinpei 落ち着いたという印象ですね。それが悪い方向じゃなくてバンドにとっていい方向になってるいのは沢山あると思うので。丸くなったりとか、大人になることがちゃんとプラスになっているんではないかなと思います。

高い目標への挑戦

yuji

――「10th Anniversary Project」と題してベストアルバムの発売、39本の全国公演、そして日本武道館を決定したのも10年ならではの試みでしょうか?

武瑠 武道館はずっと挑戦しようと思っていて。3年前の復活したときから、その場で宣言したかったぐらいずっと思ってきたものです。10周年に当てたというよりかは、10周年だからこそOKが出たに近いです。たまたま、10周年という節目に当たっただけで、ずっとやろうとしていたことですね。

――日本武道館に立つというに対して周りからどんな反響がありますか?

武瑠 ずっと言ってきたことではあったので「やっとか」みたいな。「遂にきたんだその日が」とか。ただ、驚くというよりかは「覚悟をしたんだね」という声が圧倒的に多かった。

――武道館公演への現在の率直な心境をお聞かせください。

武瑠 実はまだ実感がないですね。プレッシャーしかないというか、今のところは。それを一番受けるべき人だと思うので、それに対して自分がどうであるかまでは、まだいけてないかなって。周りの調整や準備とか、そちらに目がいっていてあまり自分がすべきことに頭がいっていないかもしれません。

shinpei 俺も一緒かもしれないですね。実感はまだなくて、ずっと復活後から言い続けてきたことがやっと発表できたという感じです。発表はしたけれども確実に今までのSuGの歴史の中で、断トツに高い目標というか、挑戦だと思う。そこに向けてどうしたら沢山の人が来てくれるのか? これからのことを一つひとつやるべきことをやっていかないと成功はできないだろうなとは思っています。

――shinpeiさんは武道館でどんな風なパフォーマンスをしようと思っていますか?

yuji ドラム回せば。

武瑠 なにが出るかな? 方式で回せばっ!(笑)東に止まったら東を向くとかね。

shinpei そういうのね!

――shinpeiさんはドラムなので回るのが大変ですよね。

shinpei 動けないというのはありますよね。大きい会場でお客さんとの距離が詰められるどうか。

yuji もう飛ぶしかないんじゃない? 自腹で。

shinpei 自腹で?(笑)

武瑠 クランドファンティングでやれば?

一同 (笑)

shinpei

武瑠 でも、みんなで作るのはやろうと思っています。演出に関しては勉強していますね。

shinpei 確実に、自分が経験したワンマンのなかで大きいライブなので、ドラム人生として集大成的なことだと思っています。

――masatoさんは武道館への心境は?

masato 本当に思っている感情の中で、更に何倍も大変だなというのはあります。今までやってきた会場の何倍とかですし。本当により多くの人に伝えられるか?みたいな所は頑張らないといけないなって。多分、やるって言って「大成功だね」ということには絶対ならない。言っただけで簡単に行ける場所じゃないんで、自分たちはもっと大変というのをわかって挑戦すると決めたんです。大変さっていうのも含め自分たちで、頑張って9月2日というのを伝えていきたいですね。

――masatoさんは、日本武道館でどんな風にパフォーマンスをしようと思っていますか? ギターを持って走るとか面白そうですね。

masato 走りますか(笑)今まで、色んな方のライブを見てきて花道を上手から下手をばーって走っているみたいなのは見る側として気持ちいいなって思うし、今まで自分たちのライブでもあるときは、やってますけど武道館の規模でそういう風なステージを組むのであればやれたらいいなと思います。

――Chiyuさんは日本武道館への気持ちは?

Chiyu まだあんまり実感はないかもしれないですね。SuGの前のバンドからの目標の一つではあったので、そこにSuGの形として立てるっていうのはそのスタート地点に立ったっていう感じですね。プレッシャーはもちろんそうですけど、やるからには思い出武道館とかじゃなくてちゃんと良いライブを見せられるようなライブにしたいです。

――Chiyuさんはどのようにパフォーマンスを?

Chiyu 今、武道館ようにベース作っています。飛び道具を!

武瑠 飛び道具なら、火とか出る?

Chiyu 火出すの?(笑)アンコールとかで、使えそうなベースを今1本作っています。

――そこが一番の見どころですね!

Chiyu 一番ではないですけどね!

一同 (笑)

――yujiさんはどうでしょうか?

yuji 武道館やりたいって言ってきたんですけど、10周年というタイミングもあってそれこそスタッフが、ちゃんと押さえてくれたんで…。10周年だから力を貸してくれよっ、本当に頼む、お願いしますという感じです。ファン頼みです。好きじゃなくても、10周年のこの日だけは来てくれ! みたいな。

――yujiさんSNSをやられていないですよね。どうやって拡散するんですか?

yuji 拡散してくださいってファンに頼みにします。友達とか連れて来てとか。この記事を見てくれる人がSuGを好きじゃなくても、その日だけ興味持ってきてくれれば。そういう意味で取材をやってるんで。(笑)トークの力で!

shinpei  yujiさんは本当にそうだからね。

限られた時間の中で10周年を表現

masato

――3月8日にベストアルバム『MIXTAPE』がリリースされます。収録されてる18曲の選曲はみなさんで考えられたんでしょうか。

武瑠 そうですね。ライブのセットリストみたいなテーマで、ベストなセトリはなんだろうという考えで作りました。

――「MIXTAPE」に込めた想いは?

yuji 気持ちというか、限られた時間の中で10周年を表現しているというか。昔の曲も意識してますし、歴史がちゃんと見える。それでいて今のSuGも分かる感じですね。

――選曲までの時間はどれだけ要したのでしょうか?

武瑠 割とすぐ決まったんですよね。でも案外、最近の曲ばっかりだったんで、昔の曲も足したという感じです。意図としては、前の曲を入れて10周年のベストにしたいなという。

――「MIXTAPE」は武道館を意識した?

武瑠 そこまでは考えていないですね。とりあえず今のベストというものをベスト盤に入れたかったっていうのが大きいです。これで知ってくれる人もいると思うので、これが今の俺たちだという。

――ドキドキ感がある曲の作り方は今後も続けていくのでしょうか?

武瑠 曲での“頭”を聴いて「この音なんだろう」と思わせたいというのは昔からあるかもしれないですね。これを聴いて続きが気になると思うような入り方をしたいなと思っていて。

――ファンが聴いてることを思い浮かべながら、こういうものを入れたら面白いんだろうと思って制作されている?

武瑠 それもありますね。自分が好きなアーティストの新譜が発売されたときに、凄く地味な始まりだと「あれ?」と思うのと一緒で、期待を膨らませるような入りにしたいなとは思っています。

――SuGの楽曲はEDMやダンスロック、ハードロックやメタルなど実に多彩です。最近のシーンで言えばダンスロックが人気を集めていますが、こういう傾向をどう分析されていますか?

武瑠 ダンスっぽいのはシリアスな方から流行っていって、みんなちょっとずつ親しみやすい音楽に面白い感じに推してるなとは思います。「4つ打ちに食われた」とみんなは言いますけど、その中で俺たちも4つ打ちは結構好きですね。4つ打ちの中で言ったらEDMも全部4つ打ち。その中でも個性が出せるものだと思うし、キャラが強めなのが出てくるだろうなって。

――今後もその時代で流行っている音楽を取り入れる可能性も?

武瑠 お笑いにいくことはと思いますが、ネットも含めてキャッチーな空気感ですよね。でもあれは自分たちに取り入れるのは難しいだろうとも思います。

一番の持ち味はポップで踊れる曲

――武道館を3年前から考えていたというお話がありましたが、その頃からSuGらしさを探求していた?

武瑠 凄く難しいんですけど、復活するときは意地でも規模を大きくしたいという方が先行していて、なんか自分たちらしさとかは、前ほどに見られなくなった時期が一瞬ありました。でもこのままじゃダメだというので、ミニアルバムに切り替えてから「teen Age dream」とかそこら辺からもう1回、「SuGらしさってなんなんだろう?」ってみんなで話しいて。それで生まれたのが「SICK‘S」という曲。それを作ったときに、「SuGの一番の持ち味ってこういう感じだよな」というのがポップで踊れる曲だなって思いました。ちょっと捉われていたことはあるかもしれませんね、武道館を気にしすぎて。武道館をやらなくちゃいけないっていう。

――武道館に捉われていた頃と、その武道館が現実になろうとしている今、考えの違いはありますか?

武瑠 こだわりすぎていることに対しては変わらないですけど、音楽性とか自分たちの持ち味で勝負しようというのは、今の方が思えています。復活当初は、周りの意見を聞きすぎたのがあった。もうちょっと普通にやればよかった。

――武道館でこういう風にできたらいいなという構想は?

武瑠 それまでに39本のライブがあるので、そこまで考えはいっていないですね。この39本のライブでやりたいことが出てくると思います。先に決めすぎると飽きちゃうし、あんまり詰めないようにはしてますね。コンセプトだけ先に立てて。復活以降は演出を少なめにしてたので、武道館は色々演出とかも考えてやりたいなと。

――みなさんにとって武道館はどいうところですか?

yuji 夢というよりかは目標ですね。

――武道館に立てたらまた違うものが見えてくる感じでしょうか?

yuji 見えたら見えたでっていう。見えるだろうなって感じでもないですね。目標として武道館はわかりやすいかなって。そんなに武道館に憧れて始めた訳でもないので、それこそ一回しか立ってないし思い入れも持ちづらいような。ただ、パブリックイメージも含めわかりやすいかなって。現実も見て前を向くっていうバンド自体のコンセプトがあるんですけど、無理やり前向きっていう。そういうところも言ってかないと隠してたら説得力ないかなって。

shinpei yujiさんは一番隠さないタイプかもしれないですね。

yuji それに、普通の奴が武道館に立っちゃうんだよ!っていう方がなんか好きなんですよ俺は。だから、九段下まで電車で行こうと思っている。

一同 (笑)

――車移動ではなく電車ですか!?(笑)

shinpei ちょっと早めに来たファンと一緒にね。

yuji 気づかれずにいるというね。

新しく知ってもらう人への名刺の感覚

SuG

――「MIXTAPE」のタイトルの意味を教えてください。

武瑠 色んな曲が入っているCDの音源のスタイルが、MIXTAPEっていうんですよね。それと、SuGはヒップホップとロックだと思うですけどまたちょっと意味が変わってくると過去の音とか今の音が混ざって一個に収録されてっていうのが凄く言葉としてあってるかなって。

――「MIXTAPE」はSuGさんにとって渾身の一枚?

武瑠 全くないですね。渾身っていうか、集めただけなので。(笑)だからいつもと違いますね。同じリリースではあるんですけど、行為として別ものだなって。これは再編集して新しく知ってもらう人への名刺の感覚ですね。

shinpei シングルのときとは、やっぱ違いますね。

武瑠 あくまで自分たちのアーカイブと歴史を切り取って再編集したものですね。

――「MIXTAPE」が発売される3月8日には、SuGショップ予約限定販売商品として「ARCHIVES」がリリースされます。こちらは、Disk1、2、3と収録されていますがこのCDに込めた意図は?

武瑠 時系列で収録されている感じですね。歴史を集めた感じです。

shinpei まさに、完全版アルバムですね。

武瑠 本当に記録という形です。

――SuGショップ限定なのが惜しいですよね。

武瑠 喜ぶファンは先にSuGショップで買ってくれると信じています(笑)。

――yujiさんは「ARCHIVES」に対してどう捉えていますか?

yuji 込めたものは、一曲一曲リリースしたときにやっているので集めたって感じですね。
記念版です、10周年の。

――今後のビジョンは?

武瑠 いつもは何年後とか用意してやってきたんですけど、「VIRGIN」っていうミニアルバムで初期衝動をテーマにしていたので、本当に先のことを考えないようにしていました。ちょっと先の事を考えて臆病になってたことも凄くあるので、向き合えない時間とかも。今は10周年の総力も持って、武道館にチャレンジするってこと意外は考えてないですね。

――最後、ファンのみなさんに一言と日本武道館に向けての意気込みをyujiさんお願いします。

yuji 日本武道館は来てください。僕も行きます。九段下で見かけたら声かけてください。

一同 (笑)

(取材=橋本美波、撮影=編集部)

作品情報SuG Best Album「MIXTAPE」
発売日=2017年3月8日(水)
▽CD収録楽曲
01. gr8 story
02. R.P.G. ~Rockin’ Playing Game
03. 不完全 Beautyfool Days
04. MISSING
05. KILL KILL
06. sweeToxic
07. Vi-Vi-Vi -Rebirth ver.-
08. 桜雨
09. 無条件幸福論 -Rebirth ver.-
10. teenAge dream
11. ☆ギミギミ☆
12. SICK’ S
13. mad$hip
14. Howling Magic
15. LOVE SCREAM PARTY -Rebirth ver.-
16. 小悪魔 Sparkling
17. CRY OUT
18. Smells Like Virgin Spirit

<LIMITED EDITION>
PCCA-04513/CD+2DVD(マルチケース仕様)/3,611円+tax

▽DVD DISC1: MV COLLECTION Part 1収録内容
01. gr8 story
02. dot.0
03. 小悪魔 Sparkling
04. Five Starz ~五枚目俳優~
05. R.P.G. ~Rockin’ Playing Game
06. 無条件幸福論
07. Crazy Bunny Coaster
08. NO OUT NO LIFE
09. mad$ip
10. ☆ギミギミ☆
11. Toy Soldier
12. 不完全 Beautyfool Days
13. Pastel Horror Yum Yum Show
14. Howling Magic
15. sweeToxic
16. fat inside horror

▽DVD DISC2: MV COLLECTION Part 2収録内容
01. MISSING
02. Rolling!!
03. B.A.B.Y.
04. CRY OUT
05. BLACK
06. teenAge dream
07. 上海ハニー
08. SICK’ S
09. 桜雨
10. Smells Like Virgin Spirit
11. KILL KILL

<STANDARD EDITION>
PCCA-04514/CD/2,315円+tax

「Darlin’」
※1000枚限定・ライブ会場限定販売
2017年3月9日(木)
BRCA-70030/CD/926円+taxライブ情報<3/9 SuGの日 FROM PSC>
3月9日(木) 恵比寿LIQUIDROOM

<39 LIVE ADDICT chapter1 THE BEST TOUR>
3月11日(土) 松本ALECX
3月12日(日) 新潟CLUB RIVERST
3月17日(金) 柏Thumb Up
3月19日(日) DUCE Sapporo
3月20日(月) DUCE Sapporo
3月25日(土) 仙台darwin
3月26日(日) 山形ミュージック昭和Session
4月14日(金) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
4月16日(日) 静岡Sunash
4月22日(土) 松阪M'AXA(三重)
4月23日(日) 名古屋CLUB QUATTRO
4月29日(土) 岡山IMAGE
4月30日(日) 高松DIME
5月3日(水) 宮崎SR BOX
5月5日(金) 福岡DRUM Be-1
5月6日(土) 大分DRUM Be-0
5月11日(木) 渋谷TSUTAYA O-WEST
5月14日(日) umeda AKASO

<日本武道館公演>
9月2日(土) 日本武道館