【2節のベストイレブン】

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 J1リーグは3月4日と同5日に2節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 多くの選手がハイパフォーマンスを見せた今節、とりわけ際立った活躍を見せたのがG大阪の長沢だ。柏戦の7分、巧みな動き出しで相手DFのマークを外し、左からのクロスにヘディングで合わせてネットを揺らす。さらに61分、今度は右からのクロスを足で合わせ、鮮やかに2ゴールを奪った。

 クロスに対するオフ・ザ・ボールの動きは秀逸で、ストライカーとしての役割を果たした長沢は採点『7.5』。1トップに選出し、今節のMVPとした。
 
 MFには、ゴールでチームを勝利に導いた5名に加え、守備での貢献が目立ったG大阪の今野をセレクト。その6人のなかでも、バルサ育ちの助っ人、横浜のバブンスキーが見せたスーパーゴールは圧巻で、チームの快勝劇の立役者となった。
 
 また、ディフェンス陣には堅守を築いた森重、ファビオ、渡部の3人と、試合終了間際にPKをストップしたクォン・スンテを選んだ。GKでは、FC東京の林やG大阪の東口が鹿島の守護神と肩を並べるパフォーマンスを見せたが、絶体絶命のピンチで相手のPKを完璧に読み切って防いだクォン・スンテのプレーは、チームに大きな勝点3をもたらした。
【今節のベストイレブン】
GK
1 クォン・スンテ(鹿島) 7
J1レベルのGKならば難なく止めるPKだったのかもしれないが、慌てず落ち着いて対応していた。

DF      
3 森重真人(FC東京) 7
大宮のパスワークに惑わされることなく、最終ラインを統率。しっかりとチームを引き締め、強烈なミドルシュートで先制点もゲットした。
 
3 ファビオ(G大阪) 7
何度か裏に抜け出されるシーンはあったものの、強靭なフィジカルで相手FWを潰し続け、最終ラインを締めた。
 
3 渡部博文(神戸) 7
立ち上がりに、こぼれ球を押し込み移籍後初ゴール。守備では65分のホニの決定機を潰すなど攻守に渡って活躍した。
 
MF
15 今野泰幸(G大阪) 7
優れた判断に基づいた的確なプレーで攻守に渡ってチームを支えた。とりわけパスの出し所を埋めるポジショニングは実に秀逸だった。
 
4 レオ・シルバ(鹿島) 7
らしくないパスミスもあったが、ボックス・トゥ・ボックスの動きは流石。63分には右足のミドルで決勝点。
 
7 奥埜博亮(仙台) 7
献身的なチェイシングを見せ、走行距離はチーム最多。74分にはポストをかすめてゴールに吸い込まれる、鮮やかなコントロールショットでチームを開幕2連勝に導いた。
 
23 中島翔哉(FC東京) 7
攻撃の形をなかなか作れなかったチームにあって、果敢な仕掛けで救世主に。チーム2点目を挙げるなど、途中出場だがインパクトは最大級。
 
9 武藤雄樹(浦和) 7 
22分に巧みなポジショニングから鮮やかな先制点を決めると、37分には追加点につながるボール奪取で興梠のゴールを演出。2得点に絡むパフォーマンスで勝利の立役者となった。
 
33 ダビド・バブンスキー(横浜) 7
圧巻の先制弾が勝利を引き寄せた。中盤で前を向いた時は札幌の脅威となり続け、高い技術で攻撃にアクセントを加えた。
 
FW
THIS WEEK MVP
20 長沢 駿(G大阪) 7.5
7分に藤春のクロスからヘディングで先制点を奪うと、61分には初瀬からのパスを左足で合わせネットを揺らした。相手との駆け引きのうまさが際立つ2得点で文句なしのマン・オブ・ザ・マッチに。
 
※選手名の左の数字はクラブでの背番号。右は今節の採点。
採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。