5日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国の習近平国家主席が、返還20周年を迎える香港で中国人民解放軍の駐香港部隊を閲兵する可能性が高いと伝えている。写真は香港。

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2017年3月5日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が、返還20周年を迎える香港で中国人民解放軍の駐香港部隊を閲兵する可能性が高いと伝えている。

駐香港部隊の張仕波(ジャン・シーボー)元司令官は、「返還20周年を記念する行事の一環として、習主席が駐香港部隊を閲兵する可能性が高い」とした上で、「閲兵式が行われるのは標準的な慣行だが、中央軍事委員会はまだ最終決定を下していない」と述べた。また「駐香港部隊のすべての元隊員が20周年記念行事に招待された」とも語っている。

香港基本法では、返還後の香港の防衛は中国中央政府が担うとされており、駐留部隊は、香港への主権行使の象徴とも言われている。だが駐留部隊の人員は「控えめな存在」であり、公の場に姿を現すことは少ない。

2012年に当時の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の閲兵を統括した張氏は「胡氏は駐香港部隊の施設を2回訪れている。07年には昂船洲海軍基地、12年には石崗基地を見学した」と語った。

胡氏の前任者である江沢民(ジアン・ザーミン)元国家主席は、02年に香港を訪問したが、駐留部隊を閲兵しなかった。

中国の国家元首にあたる国家主席は返還後、5年ごとの節目に香港を訪れ、記念式典と任期5年の香港行政長官の就任式に出席するのが慣例となっている。(翻訳・編集/柳川)