『テラスハウス アロハステート』ハワイ編のエピソードシーズン2の8、16話The Pipeline-Where Surfing Livesの巻。

「付き合ってる」というのはどういうことだろう?
まず、侑哉とエビアンである。
ふたりでいちゃいちゃして、どう見たって「付き合ってる」状態だ。
が、侑哉は「付き合ってるわけじゃない」と言う。
エビアンも「それでいい」と合わせる。


もうひとつ。大志と杏奈である。
プレゼントされたエプロンをしてお弁当を作る杏奈。
乗馬デートも楽しそう。
大志も、男子部屋で「いい雰囲気だ」って言ってた。
どう見たってカップル。いい感じ。
なのだが!
杏奈は女子トークで「(恋愛的な感情は)全然ないかな。タイプじゃないかな」である。
えええええー。

そんな状態で始まる16話だ。
きゃっきゃ言いながら大志と杏奈、いっしょにハンバーグをつくる。
山ちゃん「これでも、そんな好きじゃないってすげぇな」
いや、もう、これ男子的には「いける!」って思ってもしょうがないよ、大志。

この後、事件が起きる。
巨大な波が来る日だ。
魁が、パイプラインへサーフィンに行く。
パイプラインは、オアフ島ノースショアーにあるサーフポイント。
チューブ型の波が押し寄せる。

魁が、その波に乗る。
すごい。
見に来たみんなが感動している。
杏奈は、拝むポーズで「わーーーー」って言ってる。
魁が、めちゃくちゃカッコいい。

日が沈んで、みんなは先に帰る。
後から、魁が帰ってくる。
「え?」「大丈夫?」「やっちゃった?」
魁「くらったね」
魁、怪我をしている。

徳井さん「アーマン思い出すね」
山ちゃん「並べないでくださいよ、あいつはスケボーで勝手にコケただけだから」
(→新「テラスハウス」42話。アーマンの大冒険とバーンズ勇気の涙)

魁「ダーンって食らって、首に波が入って、そっからリーフに、ここからダーンっていって」
リーフというのは、サンゴ礁や岩場の海底のこと。そこに顔をダーンっていったのだ。い、い、いたい。
魁「なんか、わからなくて、超怖くて」
病院行ってCTに入った。
魁「首がゴキゴキゴキってなって、そのままダーンっていって、背中は何で痛いかもわかんない」
心配するみんな。
魁「怖い。怖くって、あがってきて、そう……泣いた。体もめっちゃ震えて」

侑哉の誕生日。
エビアンとふたりでデート。
Sky Waikikiである。
ワイキキの夜景が見渡せるオープンエアのスカイデッキだ。
めちゃ綺麗。
侑哉「ありがとう。今日、連れてきてくれて」
って、いつもエビアンがセッティングして、いつもエビアンがプレゼントしているように見えるんだがなー。

13話のレビュー(「テラスハウス」アロハステート13話「何で好きだからって付き合わなきゃいけないの?」はモテ男の余裕か)で、「付き合ってるわけじゃない」と言う侑哉のことを次のように指摘した。

照れ隠しっていうけど、これ、モテる男に特有の「勝手にモテちゃうから何も気にしてない」ってヤツに見えちゃうんだよなー。

さらに、「付き合ってるわけじゃない」と言われてそれを受け入れるエビアンの気持ちについてもこう指摘した。
「照れちゃってるだけで本当は優しいんだ」「ゆっくりと関係を育ててくれてるんだ」っていう変換モードになってる感じが、いつまで持ちこたえられるか。

おそらく、この指摘が残念ながら当たっていた。

侑哉の誕生日パーティーで、囃し立てられて、みんなの前でキスするふたり。
邪魔者は消えようと、みんな退散。
侑哉とエビアンのふたりになる。
エビアン「でさ、これからどうしようかなと思って」
侑哉「これからどうしようかなって?」
エビアン「私たちの関係」
やはり、エビアン、もう持ちこたえられなくなった。
核心に迫った。
侑哉は、遠距離になるので難しいと答える。
業を煮やしたエビアンが「私 付き合いたいな」と言う。
侑哉は「遠距離で平気なの?」「見えないっていうか」とグズる。
沈黙。
エビアンは「時間をあげるから考えて」
侑哉、ハァとためいき。
ああああ。もう、これは、明るい未来へのコースが見えない。

侑哉はモテちゃう。
「好きだけど付き合ってない」と言ってはぐらかしていてもモテるので、責任のない気楽なトーンでずっと行っちゃう。
だから「付き合って」と言われたとたんに、重いと感じてしまう。
最初から「好き」だけど「(長く)付き合う」つもりはないと言ってきたのだ

どうしても、そういうコースに見えてしまう。
そうじゃない明るい展開になってほしいと思うのだけど。

ローレンが「あの……」と話を切り出す。
エビアン「どうしたの?」
ローレン「私はテラスハウスを卒業します」
と言って、英語で「卒業を伝えるのこんなに辛いなんて」。

テラスハウスのハワイ編、メインキャラと言ってもよいローレンが卒業してしまうのか(泣)。
次回も、いろいろ激動しそうです。(テキスト&イラスト:米光一成