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スタイルを問わず着用できるミニマルデザイン



2016年夏、クラウドファンディングによって誕生したソニーの『wena wrist』。それまでの代表的なスマートウォッチと大きく異なるのが、アナログウォッチのデザインをそのままに、バンドに各種機能を集約させたところだ。

しかも、潔いのは、機能を3つに絞り込んでいること。非接触ICカード技術としてお馴染みの「FeliCa」を利用した電子マネー機能をはじめ、電話やメールの着信、SNSの更新をLEDと振動で報せる通知機能、そして1日の歩数や消費カロリーをアプリ上で確認できるログ機能のみである。

そして、何よりも琴線に触れるのが、フェイスデザイン。シチズンにより設計・製造されたというヘッド部分は、多くの傑出したプロダクトデザインを生み出してきたソニーのイメージに相応しい仕上がり。ミニマルで時刻の判読が行いやすく、そしてどんなスタイルにも邪魔しないモノトーンの色使いでまとめられている。

薄く仕上げられているとは言え、バンドに多くのパーツを集約している以上、その装着感には懐疑的な声もあるが、まずは、ソニーの本気を一度手に取って確かめてみて欲しい。



SONY

wena wrist

実勢価格:4万2800円〜

写真左のクロノグラフ「WC01S」をはじめ、全5種類がラインナップ。いずれもシルバーやブラックといったカラーを纏い、ジャケットスタイルからカジュアルまで、服装を問わない品のあるトーンでまとめられている。ケース素材には316Lステンレススチールを採用し、傷つきにくい。ケース径:42弌●ソニー ☎0120-55-1174



ケースとバンド部分は、ダイアルのミニマルな雰囲気に合った、美しいヘアライン仕上げ。リューズも指掛かりを考慮したデザインに。



バックル部分のみならず、部品を分散配置することで、バンド部分の薄型化に成功。バックルにLEDが内蔵され、通知も確認しやすい。



バックルにはFeliCaチップを内蔵。手首を返すことなく、自然な状態のままでおサイフケータイ対応サービスを利用できる。



文/武田裕紀

※『デジモノステーション』2017年3月号より抜粋