通り魔よりも夫や恋人の方が危険!? あなたを死に至らしめる人TOP10

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 日本は安全な国だ。女性が一人夜道を歩いても危険を感じることは少ない。連日、暴行や殺傷のニュースが報じられても、いつか自分の身に危険が降りかかることを想像すらしていない人の方が多いのではないだろうか。

 でも、「日本でもっとも多い殺人は夫や妻、恋人など身近な関係からです。実に5割。これは外国では例が少なく、日本特有。家族関係が希薄なために起こっていることが多い。長年いると人は豹変する」と語るのは、防犯ジャーナリストの梅本正行氏。

「どの犯罪にも言えることは、やっぱり“危機意識があるか”だと思う」(梅本氏、以下同じ)

 男女関係でいえば、スマホの普及により、気軽に他人と会えるようになったのも犯罪率の上昇につながっているという。

「もちろん女性が殺されている例が圧倒的に多いけど、出会い系で稼ぐ女がいるのも事実。だいたいカネがらみでもめている。簡単に相手を信用してはダメなんです。木嶋佳苗の例だってあります」

◆街中に潜む死のリスク

 また、痴情のもつれ以外に近年増えているのが、正義感からマナー違反の若者を注意したのを逆恨みされて襲われるようなケース。

「物騒な話ですが、今は護身用に鞄の中にナイフを持ってる若いヤツがすごく多い。ろくに使ったこともない人間ほど躊躇なくブスッと刺すから、相手を殺すまでいっちゃうんです。バカを注意したい気持ちは痛いほどわかりますが、今の時代は、黙ってバカから離れるほうが賢明です」

 事実、死には至らないが、こんな実例もある。

「店の外をふさいでいた酔っ払い客に『ばか、うるせーよ』とケンカを売ったら、勢いよく殴ってきた。酔っ払いだからまったく躊躇なかった」(37歳・SE)と、下手をすれば大事態だ。

「酒は『ほどほどに』ってことですね。泥酔してベロベロだったら、暴漢から逃げられないし、異変も察知できない。スマホを操作しながら歩くのも禁物。基本的なことですが、暗いところや人けのないところには行かない、車ごと暴漢に襲われるようなカップルの事件は、大体そういうところで起きているんですよ」

 防犯意識を持つだけで、5割の犯罪から身を守れるという。夜道を一人で歩く機会が多い人は防犯ブザーを持っておくなど、まずは手軽にできることから始めてみるのもいいかもしれない。

◆あなたを殺す可能性が高い人 TOP5

1位 配偶者・恋人
2位 ケンカした他人
3位 夜道の通り魔
4位 出会い系サイトの女
5位 無差別殺人
※ 梅本氏や実例の取材をもとに編集部が作成

【防犯ジャーナリスト 梅本正行氏】
8000件以上の被害現場を検証してきた防犯の専門家として、犯罪者の心理を読み取った防犯対策のノウハウを提供。梅さんの愛称で、テレビ出演も多数。

<アンケート/エコンテ>

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