東京メトロ、音声翻訳デバイスの実証実験を実施 訪日外国人接客の充実を図る

東京メトロおよびログバーは共同で、2017年3月13日(月)と18日(土)に、銀座駅の旅客案内所と明治神宮前および原宿駅の改札口において、ログバーが開発した音声翻訳デバイス「ili」を活用した旅客案内の実証実験を行う。
駅構内での使用イメージ
同実証実験は、2016年10月から12月にかけて実施した東京メトロのオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR 2016」において、東京メトロアクセラレーター賞を受賞した、ログバーの「東京を言語のカベがない世界初の都市へ」という提案の実現に向けた第一歩として実施するもの。
「ili」イメージ
「ili」は、ネット接続の必要がなく、瞬時に、旅行に関係する会話に特化して、日本語から英語又は中国語、若しくは英語又は中国語から日本語への音声翻訳に対応できるサービスだ。訪日外国人の乗客に対して、様々な状況に応じた案内を瞬時かつ的確に行うことが期待されている。
東京メトロは今回の実証実験を踏まえ、今後更なるパイロット施策を検討する予定。
MarkeZine編集部[著]