2016年12月にトヨタから「PHVつながるでんきサービス」というサービスが発表されました。新型プリウスPHVは100V/200Vの普通充電に加えて、急速充電に対応しています。以前ご紹介したように、急速充電の利用は経済的にはお得とはいえません。

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家庭で普通充電をしてEV走行を中心に使うのが最も経済的で、充電は深夜料金契約により夜間に充電するのが得だそうです。

昨年末に発表されたのは、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力、関西電力、四国電力の5社とトヨタが共同で実施するというもの。車両のEVモード走行距離や自宅での充電量によって、契約者が様々な特典を受けることができる新サービス「PHVつながるでんきサービス」は、電力会社によりサービスが異なっています(もちろん電気料金も)。

新型プリウスPHVでEV走行するとポイントなどの還元があり、ホテル利用でポイントが貯まるなどの特典が用意される場合もあります。EV走行のデータは、IDを元に各プリウスPHVからトヨタに集計され、走行データが電力会社に送られることで判定されます。

具体的には、プリウスPHVに装着されている車載通信機(DCM:データ・コミュニケーション・モジュール)を通じて得ることができるEVモード走行距離や自宅充電量などの情報をトヨタから電力会社(ユーザーが同サービスの申込をしている電力会社)に提供されるシステムです。

提供される内容は、ユーザーがWEBサイトを通じて確認できるほか、内容に応じて電力会社からポイントが付与され、そのポイントを利用することで電力料金の支払いや、商品との交換を行うことができます。

たとえば、東京電力の場合自宅での充電相当量に応じて年間最大4,800ポイントを貯めることができ、東京電力から電動車両を所有する利用者に提供される車両ポイント(年間最大3,600ポイント)と合わせると、年間最大8,400ポイントが貯まります。ポイントはT-POINTやPontaなどのポイントとすることも可能。

また、電力会社によっては充電した量によりキャッシュバックがある場合もあります。1年間通して1万kmくらいEV走行するこのサービスだけで、7000円〜8000円ほど得になる場合もあります(電力会社によりサービスの種類、有無が異なります)。

既報のとおり、新型プリウスPHVは充電量にもよりますが、先代よりもエンジンがかかりにくくなり、一般道から高速道路まで普通に使っていればかなりの部分でEVとして使用できます。

今回のキャンペーン「PHVつながるでんきサービス」は、電力会社により申込期間などが決められていますので、新型プリウスPHV購入される方はぜひチェックしたいところです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

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