通勤中に押せる!朝の「顔のむくみ」を解消するツボ

「わー今日は朝から顔がパンパン!」なんて日は、ちょっと気分も下がり気味。だからといって、誰とも会わないわけにはいかないし、アポや予定が入っていると、女性としてちょっと気持ちが焦りますよね。
ホットタオルやリンパマッサージでむくみを少しでもとりたいところだけど、慌ただしい朝にそんな余裕はない!という人は、電車の中でツボ押しをしてみてはいかがでしょう。
今回は国際中医薬膳師の筆者が、“通勤中でも押せる!顔のむくみを解消するツボ”をご紹介します。
飲み過ぎのむくみには“天柱”と“曲池”前日の水分の摂り過ぎに心当たりがあるときは、腎臓の働きを活発にし、水分代謝を促すツボを押して、顔のむくみをスッキリさせましょう。
天柱(てんちゅう)
後頭部の髪の生え際、僧帽筋という筋肉の外側にあります。
親指を当てて、少し上に押しましょう。頭をちょっと後ろに倒すと押しやすいです。
曲池(きょくち)
肘を曲げたときのくぼみにあります。骨に向かって押すと、じーんと痛みを感じる場所です。痛気持ちいい強さで2〜3分揉みましょう。
まぶたのむくみをスッキリさせるツボ目の周りにもツボがたくさん。まぶたが腫れているときはこんなツボを押してみて。アイメイクが崩れないツボを2つご紹介します。
眉頭の内側のくぼみに“攅竹(さんちく)”というツボがあります。親指で上に向かって3秒押して、緩めるを繰り返しましょう。目頭の下のくぼみの“下清明(かせいめい)”も、中指で3秒押して緩めるを繰り返します。
目元はデリケートなので優しく押しましょう。目の周りの血行がよくなることで、むくみがスッキリしますよ。
耳周りのツボで、全体のむくみをスッキリ耳下腺リンパ節がある耳周りは、リンパマッサージでも顔のむくみ取りに欠かせないおススメの場所です。
“耳門(じもん)”は耳の穴の横あたりにある窪みにあるツボ。“翳風(えいふう)”は耳たぶの裏、一番窪んでいる場所で、顎と後頭部の骨の間にあるツボです。
どちらも、ちょっと強めに3秒押してゆっくり緩めるを繰り返しましょう。
万能のツボ“合谷”をグリグリ万能のツボとよばれる合谷(ごうこく)は、血行促進にも有効で、全体の流れをよくしてくれます。手にあるツボでいつでも押せます。
親指と人差し指の骨の延長線が交わる場所から、少し人差し指側にある窪みで、押すとじーんとくるツボです。親指で3秒押してゆっくり緩めるか、押しながら小さく円をかきましょう。強めにグリグリ押してOK。
頭痛、やる気がない、生理痛など、不調を感じたときにもぜひ押してみてください。
顔がスッキリすると、1日のスタートも気持ちよく切れそうですよね、通勤途中でも試してみてくださいね。
【画像】
※ Matej Kastelic / Shutterstock
【筆者略歴】
坂本雅代
大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。