3日、韓国・朝鮮日報は、一人暮らしの社会人や大学生が主に利用してきたコインランドリーが、若者たちの癒やしの空間へと変貌しつつあると伝えた。資料写真。

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2017年3月3日、韓国・朝鮮日報は、一人暮らしの社会人や大学生が主に利用してきたコインランドリーが、若者たちの癒やしの空間へと変貌しつつあると伝えた。

カフェのようなインテリアを施し、客が読書をしたりリラックスしたりできる「カフェ型コインランドリー」が、このところ韓国で増えているという。ソウル市内では大学近くやオフィス街周辺に続々誕生し、現在40カ所以上に達している。こうして洗練された姿に変身したコインランドリーを訪れる客の服装も、以前のような休日の部屋着姿とは異なる。今では小ぎれいな格好でデートを楽しむカップルも増えているそうだ。

ソウル市内のあるコインランドリーでは、ビールを含む飲料販売も行っている。毎週末にここを利用している会社員の女性(28)は、「洗濯が終わるまでの1時間、音楽を聴きながら1週間の疲れを癒やしたり、翌週の計画を立てたりしている」と話す。この施設の代表によると、客は平日30人、週末は60〜70人ほど、中には洗濯の用事がなくてもお茶を飲みながらリラックスするために来る人も多いという。

一方、就職準備に忙しい就活生たちは、コインランドリーを勉強室のように活用している。公務員試験に向けて勉強中の女性(26)は、ソウル市内の学生街のコインランドリーで寝具を洗濯機に入れると、公務員試験の問題集を取り出した。「洗濯機の音を聞くと不思議と集中できる」そうで、「洗濯が終わっても、あと2、3時間勉強してから帰る」と話した。

無人のコインランドリーで下着を盗まれり、酔っ払いに絡まれた経験のある女性は、安全面の理由からこうしたコインランドリーをあえて選んでいる。また24時間営業の店舗は、毎晩若者たちが集まるコミュニケーションの場へと変貌しているそうだ。

「若者たちがコインランドリーでストレス洗濯」と題し、変化を肯定的な視点で伝えた記事だが、韓国のネットユーザーの反応には否定的な声が目立つ。「どうしてもそこで勉強しなくちゃならないの?」「コインランドリーで勉強してソウル大に合格した人を見たことがない」「勉強するのはいいけど、一般客に迷惑を掛けないようにね」といった声のほか、「洗濯しに行ったんだけど、うるさくてたまらなかったな!」と、実際に迷惑を被ったとの訴えもあった。(翻訳・編集/真)