ときめきが足りない大人たちへ。ドキドキワクワクを取り戻すヒント【恋愛・後編】#乙女心回復計画

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いつまでも乙女のように、ときめきを持ち続けたい。ドキドキワクワクする気持ち「乙女心」を思い出すヒントを紹介する本連載「乙女心回復計画」。最近ときめいたのはいつだっけ? と思ったら、A.H.マズロー博士の「欲求五段階説」にそって、段階的に乙女心を回復させる習慣にトライしてみることをおすすめしています。
ドキドキワクワクを大切にすること
前回 取り上げたのは、第三段階=「社会的欲求(帰属欲求)」。これは、仲間がほしい、学校や会社など他者の集団に所属したいといった、他の人と関わりたいという欲求です。その中でも特に恋愛にフォーカスして、一番大事なのはときめきにセーブをかけないことだとお伝えしました。つまり、自分のドキドキワクワクを否定しないということ。
何が起きようとも、あなたの中に生まれたドキドキワクワクは、あなた自身の心の声なのですから、あなたは自分で自分を満たさなければなりません。あなたを満たせるのは、他ならぬあなた自身のみなのです。
ただ前回は、気になる人がいる方が対象でした。では「特に好きな人がいない」という方はどうしたらいいでしょう?
理想の男性像を明確にしてみる
他者とのつながりを求める「社会的欲求」は、満たせるのはなにも恋愛だけとは限りません。趣味のサークルに入る、フリーではなくて会社に属して働く、こうしたことでも満たせます。ですが、乙女たるもの、最もときめきを感じるのは、やはり恋愛がメインだといえるでしょう。
「しばらく恋はいいや」「別に好きな人いなくても困らないし」もしそう思っていても、理想の恋人像はあるはずです。身長は176cmぐらいの人がいい、自分と同じ経理の仕事とかお金に強い人がいい、いっしょに趣味のサッカー観戦に行ける人がいい、思いをめぐらせてみると、いくつか条件が出てくるでしょう。そうして少し考えるだけで、胸のときめきをおぼえたりしませんか?
ここで大切なのは、くり返しますが、ときめきにセーブをかけないことです。例えば、「身長180cmで、年収1000万円稼ぐ美容師の仕事をしてる人」など、具体的な理想が出てきたとしたら、おそらく自分の中のもう一人の自分が、ツッコミを入れるでしょう。「自分のこと棚に上げて、理想ばっかり高いからダメなんだよ」「そんな人、いるわけないでしょ」。ここでも、セーブをかけるのは断固拒否です。なぜなら、あなたの目的は、自分自身の手でドキドキワクワクを思い出すことだから。どんなに無謀とも思える理想でも、そこをもっと具体的にしていくのです。
理想を現実に近づけてみる
理想の男性像を明確にしたら、その後で理想をより具体的にするために、実際にできることを考えてみます。好みのファッションが載っている男性誌を買ってもいいでしょうし、理想に近いひとがいないか街中で人間観察してみてもいいでしょう。
私は以前、線の細いシュッとしたTAKEO KIKUCHIのシャツが似合うタイプが理想だったので、実際にシャツを買いに行ってみたことがあります。ブルーのチェック柄が似合う人がいいな、背は175cmぐらいがいいからサイズはこのくらいかな? など、完全なるひとり遊びですが、理想を現実化するだけでドキドキワクワクしました。もともとこのブランドが好きだったため、もしこのシャツを着るような人が現れなくても、自分で着ればいいしという軽い気持ちでした。すると2ヶ月くらいたったころでしょうか、いまのパートナーと出会ったのです。彼は普段、洋服はずっとTAKEO KIKUCHIを着ているというのです。
もし私が、私の中のもうひとりの自分による「線の細いタイプの恋人なんか、現れるわけないよ」「シャツまで買うとか、私、痛い人だよね?」というツッコミに屈していたら、おそらくパートナーとは出会えなかったと思います。ときめきにセーブをかけない。自分のドキドキワクワクを否定しない。これさえ守れば、いまの時点で恋からは遠ざかっていても、あなたの中に眠る乙女心は着々と回復していくはずです。
こうして他人を求める欲求が満たされたら、次に来るのは、第四段階=「承認欲求(尊厳欲求)」です。他者に認められたい、尊敬されたいといった、自分の内側にある心、つまり目に見えないものを満たしたい欲求が生まれてきます。次回は、承認欲求を満たして乙女心を回復するヒントを考えてみたいと思います。
>>「乙女心回復計画」#1(生理的欲求編)を読む
>>「乙女心回復計画」#2(安全編)を読む
>>「乙女心回復計画」#3(恋愛・前編)を読む
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