タカラバイオのスウェーデン子会社であるTakara Bio Europe AB(TBEAB社)は6日、臨床用ヒトES細胞の細胞加工サービスを開始したと発表した。

 スウェーデン・ヨーテボリにあるTBEAB社は、臨床用ヒトES細胞の細胞加工のため、GMP(Good Manufacturing Practice)基準に準拠した施設を新設。GMPは、安全で品質が担保された医薬品を供給するため、医薬品の製造時の管理、遵守事項を各国の規制当局が定めたもの。

 施設では、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)ガイドラインに準拠して取得されたドナー組織より、ヒトES細胞を調製し、再生医療開発機関向けに提供する。施設での臨床用ヒトES細胞の調製には、TBEAB社が開発した安全性および培養効率に優れた幹細胞用培地「DEF-CS Xeno-Free GMP Grade Basal Medium」などを用いるという。

 タカラバイオでは、遺伝子治療・細胞医療などの再生医療製品の製造開発支援(CDMO)事業に注力しており、今後も同事業を拡大させる方針だ。