なんとなく体の衰えが気になりだす、アラサーの女子たち。特に、顔の変化はわかりやすく、昔のようなハリやツヤが失われているのが、イヤでも目につきますよね。

しかし、諦めることはありません。体の構造に則したケアをすれば、顔が衰えるスピードを緩やかにすることも可能です。伊良林鍼灸均整院-AFINA-(アフィナ)の院長、小柳弐魄(こやなぎ・にはく)先生にお話を聞き、簡単にできる顔面マッサージを伝授していただきました。

意味のないケアをしていない?

「体で気になる箇所があると、とにかく、その部位をマッサージしたり、化粧品を使ったりする人は多いと思います。ですが、原因がそこにない以上、いくらマッサージしても効果はありません」

たとえば、ふくらはぎのハリが気になったからといって、一生懸命カッサを使ってリンパを流しても意味がなかったりします。というのも、ハリの原因は、ふくらはぎそのものではなく、全身の血流の悪さが原因かもしれないからです。気になる部分からいったん離れて、まずは原因を探っていきましょう。すると、本当に効果のあるケアにたどり着くことができます。

ほうれい線の原因は、頬の筋肉の塊にあった!

「ほうれい線が目立つのは、頬の固まった筋肉が原因です。頬の筋肉は、定期的にほぐしてあげないと、どんどん固まっていきます。固まった筋肉は、重力に耐えられず下がっていき、その結果、ほうれい線が濃くなってしまいます」

つまり、頬の筋肉をほぐしてあげれば、ほうれい線の悩みは解消できるというわけです。

「頬の一番高い部分を手でほぐしてみてください。ぐるぐると円を描くイメージで、30秒ぐらいを目安にするとよいでしょう。また、人は緊張すると筋肉が強張ります。なので、会社のプレゼンなど、緊張する場面の後には頬をぐるぐるすることを習慣づけるとよいと思います」

また、ほうれい線に繋がる上唇挙筋という筋肉をほぐすのも効果的だといいます。

「小鼻の横にある上唇挙筋は、上唇と鼻翼を引き上げる働きをしています。ここが固まってしまうと、ほうれい線を濃くしてしまうので、頬と同じようにほぐしてあげてください。10回こするくらいでいいと思います。

ちなみに、私の施術の経験上、ここをマッサージすると眠くなる人は多いです。なので、寝付きが悪いときに試すのもいいかもしれませんね」

ただし、皮膚が薄いので、こすりすぎは注意とのこと。以上、2つのマッサージを習慣にして、ほうれい線の悩みの解消に役立ててくださいね。

次回は「頬のお肉」の悩みについてです。お楽しみに!

(中村未来/清談社)