5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「中国がタイでの影響力を拡大、日本は懸念」を掲載した。天皇、皇后両陛下は5日、ベトナムに続いてタイを訪問した。今上天皇にとって初のタイ訪問となった。写真はバンコクのタイ日友好橋。

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2017年3月5日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「中国がタイでの影響力を拡大、日本は懸念」を掲載した。

天皇、皇后両陛下は5日、ベトナムに続いてタイを訪問した。今上天皇にとって初のタイ訪問となった。2014年のクーデター以来、欧米諸国はタイでの援助を削減しているが、日本は積極的な外交を続けている。

14年に日本に代わり中国がタイ最大の貿易相手国となったが、日本は現在もなお最大の投資国であり続けている。バンコク・チェンマイ間高速鉄道を受注したほか、ミャンマー、カンボジアに通じる高速鉄道の受注も摸索するなど、タイのインフラ建設に日本は積極的な関与を示している。

近年、安倍晋三首相は東南アジアでの積極外交を続けているが、この地域での日本のプレゼンスを高めようとする狙いは明らかだ。中国の影響力が拡大する中でバランスを取ろうとした行動だと専門家は分析している。(翻訳・編集/増田聡太郎)