『SPLASH☆RHYTHM』発売記念会見に出席したmiwa(撮影=桂 伸也)

 シンガーソングライターのmiwaが、5日に都内でおこなわれた「miwa Visual Book『SPLASH☆RHYTHM』発売記念会見」に出席。4日に発売された自身初のビジュアルブックのテーマや内容、撮影のエピソードなどを語った。miwaは「すごく大きな写真で見て楽しんでいただけると思います」と本書をアピールした。

 この日は、本作のアートディレクターの森本千絵氏が登場、3月3日がデビュー記念日で、今年で7周年を迎えたmiwaに対し、サプライズで“水”のテーマをイメージした豪華ケーキがプレゼントされると、miwaは「すごく美しいケーキ!」と目を輝かせて喜びの表情を見せた。

 『SPLASH☆RHYTHM』はmiwa初のビジュアルブック。アートディレクター森本千絵氏によるアートワークと、人気スタイリスト伊賀大介氏によるオリジナルの衣装、そして撮影を写真家レスリー・キー氏が務める、豪華クリエイター陣によって作り上げられた1冊。「水の循環」をテーマに誕生したアルバム『SPLASH☆WORLD』を、miwaの写真によって体現した作品となっている。

 miwaは「アルバムの世界観を、耳ではなく目でも伝えるということをすごく嬉しく思っています」と作品完成の喜びを語った。実際に出来上がった本書が、「自分の顔や手が実際の大きさよりも大きくてびっくりした」という一方で「中の写真もすごく大きな写真で見て楽しんでいただけると思います。撮影も結構時間がかかったんですけど、いろんな方のお力を借りてアルバムを表現したいという思いが詰まった本を、大きな写真で見て楽しんで頂けるというのは、嬉しいし、よかったと思います」と撮影時の苦労を振り返りながら語った。

『SPLASH☆RHYTHM』をアピールするmiwa(撮影=桂 伸也)

 「水の循環」をテーマとしたアルバム『SPLASH☆WORLD』に対し、ジャケットに表現された6人の女性を、アルバムの世界観を反映するとともに改めて表現したのが『SPLASH☆RHYTHM』。

 miwaは「ジャケットではボートに乗る女性とか、すごく小さくなっているんですけど、この本では一人ひとりがちゃんとクローズアップされていて、物語をこの本ではより一人ひとり目を向けて、楽しんでもらえるかな」と本書のこだわりを説明。

 また、「アルバムを聴きいてもらい、1曲ずつの感情を味わってもらいながら、この絵、写真を楽しんでもらうのもいいんじゃないかなと思います」と本書によって引き伸ばされた『SPLASH☆WORLD』の世界観をアピール。

 本作でmiwaは、伊賀氏が用意した6パターンの衣装を着用する際に「着替えるたびに新しい気持ちになれるというか、このドレスにはどういう意味があるとか、どういう感情をもった女性なんだろうという気持ちが、衣装をチェンジする度に代わるようなところがあって、一人ひとりのキャラクターが衣装からも伝わってくるような気がしました」と衣装についてコメント。

 さらに「今までのジャケット撮影とは違って、初めてのことだったので、そこは今までと違う作品になった要素だなと思ったし、楽しかったですね」と新鮮な経験を振り返った。

 一方でイメージ通りに風で髪やドレスをなびかせる効果に対し「風をいっぱい吹かせて撮影したので、当初予定していた衣装だと風がうまくなびかなくて、結構布を足したり、ブロワ(風を吹かせる機械)だと風が足りないので、テグスで衣装を引っ張って、風が吹いているように見せるとか、結構予想外のことで布に糸をつけて撮ったり、どうやったら風が吹いたように見えるかと試行錯誤しましたね」と撮影で苦労した様子を明かした。

 最近は映画『君と100回目の恋』(公開中)に出演など、マルチな活躍を展開しているmiwa。「慣れないことに挑戦するのは、不安や大変さもありますが、そこから学べることもあります。頂いたお話や出会いにはご縁や意味があって、何か音楽に返ってきたり、成長できると思いますし、自分自身の枠が広がればいいなとも思いますので、そこを目指していきたい」とこれからの活動について意気込みを語った。

 そんなmiwaについて森本女史は「やっぱり表現力と想像力が並大抵の人じゃないというか、私の想像を超えている。映画にも挑戦されているし、歌もいろんな思いで、いろんな立場をイメージして経験をして作っているから、写真集というベースで考えてみても、本当にたくさんの表情がある。いろんな人になって、いろんな気持ちになって、それを捕らえることができたのですごく面白いと思いました」と今回の製作の過程を振り返りながら、miwaのポテンシャルを称賛した。(取材=桂伸也)