2014年に世界初の360度アクションカメラとして発売されたコダック「PIXPRO SP360」。その後、高画質化した「PIXPRO SP360 4K」を経て、ついに1台で全天球撮影が可能となった「PIXPRO 4KVR360」が4月28日に発売されます。実売価格は5万9500円(税別)。

↑PIXPRO 4KVR360

 

1台で全天球撮影が可能に

これまでに発売したPIXPRO PS360やSP360 4Kは、レンズがひとつしかなく、周囲360度と上下214度(SP360 4Kは235度)の撮影が可能で、全天球での撮影をするには、2台使用して合成する必要がありました。

↑SP360 4K

 

今回発売される4KVR360は、レンズを2つ搭載しており、1台で周囲、上下360度の撮影ができるようになっています。

↑DUALレンズを搭載し1台で全天球の撮影が可能に

 

さらに、SP360 4Kを2台使っていた時と同じように、ふたつのレンズを合わせて4K画質の撮影ができ、高画質で360度動画の撮影が可能です。

 

全天球対応の360度カメラの多くは、同じスペックのレンズを2つ使っており、ふたつの映像を合成する結合部分(ステッチ)がちょうど中間地点になることから、ステッチが目立ってしまっていました。しかし、4KVR360はレンズの角度が違う2つのレンズを組み合わせているので、ステッチ部分が後方や下方などになり、目立ちにくい仕様になっています。

 

片方のレンズで撮影した場合に、それぞれ角度が違うので、画角の違う写真を撮ることも可能。ふたつのレンズを使った全天球のVRモード、画角235度の超広角レンズを使ったGLOBALモード(SP360 4Kと同じ)、画角155度のレンズを使った4K撮影ができるFRONTモードの3つの撮影モードが楽しめるようになります。

↑背面のレンズは超広角の前面に比べて小ぶり

 

防水機能はIP6X、防塵機能はIPX5、耐衝撃は地上2m、耐低温は-10度と、タフなシーンで使われることも多いアクションカメラとしての機能は健在です。リモコンも同梱されるので、スマートフォンと連携せずとも、簡単に撮影することができます。

 

今回の発表では言及されていませんでしたが、SP360シリーズといえば、アクセサリーを豊富にリリースしているのも特徴。防水ハウジングや自転車用のマウント、サーフボード用のマウントなど豊富に用意されており、今回もそれらのアクセサリー群が登場すると思われます。

 

スマートフォン用のアプリも、4KVR360専用のものをリリース予定。SP360やSP360 4Kのアプリと同様にリモート撮影ができるほか、パノラマやグローバルといった映像表現での再生も楽しめます。さらに、全天球となったことで「Little Planet」や「Fish eye」といったモードも追加されるとのこと。撮影した動画や静止画をFacebookやYoutubeの360度動画に変換し、そのままアップロードすることもできます。

↑カメラ内で映像を合成すれば、すぐにSNSにアップできます

 

昨年はVR元年としてVRゴーグルやVR対応のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)が注目を浴びましたが、VR動画や写真を自分で作れる360度カメラがあれば、よりVR映像を楽しむことができます。スマートフォンのカメラがあればデジカメはいらないと思っている人も、スマホでは撮れない360度撮影ができるカメラは持っておきたいもの。PIXPRO SP360を使って、SNSに広大な360度の映像をアップしてみてはいかがでしょうか。