今回の試合が開催された豊田スタジアム全景。観戦のしやすさなど、実は国内屈指のスタジアムだ!/photo by タバタ☆ヒロミチ

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2017年3月4日(土)に、明治安田生命J2リーグ 第2節 名古屋グランパス vs FC岐阜の試合が豊田スタジアムで行われた。愛知県と岐阜県にホームタウンを置く両チームのカードがJリーグ公式戦で実現するのは今回が初めてということもあり、両チームはこのカードの対戦(リーグ戦では年2回)を「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」と名付けて力を入れている。2万1878人が駆け付けたスタジアムでは、試合前からさまざまなイベントが開催されており、非常に盛り上がっていた。今回はその雰囲気をお伝えしたい!

【写真を見る】グランパスチアダンススクールによるパフォーマンス。左奥にいるのがグリーンエンジェルス/photo by タバタ☆ヒロミチ

初の“名岐ダービー”は天候にも恵まれ、まさに“観戦日和”とも言うべき快晴。先日までの寒さが嘘のようにポカポカした穏かな陽気のなか、取材班は会場の豊田スタジアムに到着!

まずは、西イベント広場で開催されていたFC岐阜のグリーンエンジェルスと、グランパスチアダンススクールによるパフォーマンスを観賞。軽快な音楽に合わせて踊るチアリーダーに微笑ましさを感じながら、今度はスタジアムグルメのエリアに移動する。

グルメエリアはスタジアム外に2つあり、豊田スタジアムで開催されるグランパスホームゲームのレギュラー店舗のほか、“岐阜グルメ”や11店舗の当日限定グルメなど、多数のスタジアムグルメを販売するキッチンカーがずらりとそろっていた。

どちらのエリアでも各店舗大盛況で、絶えることのない行列はまるで祭り会場のよう。その数は「『キッチンカーフェスティバル』でもやってるの?」と思うほどで、間違いなくサッカーの試合前としては十分すぎるクオリティ。あちこちから漂ってくるおいしそうな匂いに、撮影前に腹ごしらえしてきたはずのお腹が鳴る。

春らしい最高の青空の下、ビールを片手にすれ違う人々。心の底からうらやみながら、取材班は撮影を続ける。グルメの出店数が多いこともあってか、混雑しているフェスのように「いつ買えるんだろう…」と途方に暮れる過酷さもない。つい、パシャパシャやっているカメラマンに「つまみながらビール飲みたくなっちゃいますよね〜(チラッ)」「昼間から飲んだら絶対気持ちいいっすよね〜(チラッ)」「ノド乾かないっすか?(チラッ)」と、ごくごく自然体を装って相談してみたが、やはりダメだった。ゴクゴク飲みたかったのに!!(アカン)

“お前たちは遊びじゃなく取材で来た”という圧倒的事実に抗う術などあるはずもなく、真面目に撮影を続ける取材班。今度はグルメエリアで楽しそうにしていたFC岐阜サポーターの女性4人組に声をかけてみる。断じて「若い女性だったから」ではなく、「楽しそうにしていたから」である。サイン入りのレプリカユニフォームやTシャツを着ていた彼女たちは、FC岐阜の試合によく足を運んでいて、女性だけで試合観戦に行くことも多いご様子。「こういう子たちがもっと増えれば、今以上にJリーグは盛り上がるなあ!」なんて思います。

続いて、隣でSNSを絡めた企画を実施していた愛知トヨタのブースへ。グランパスとFC岐阜のチームカラーにちなんだ「トヨタ クラウン」がデーンと鎮座している。また、グランパスカラーの「トヨタ ランドクルーザー プラド」「トヨタ C-HR」「トヨタ ROOMY」もデーン。さすが、トヨタ自動車のお膝元である。ちなみに、少し離れたところには、高さ5メートルは優にあろうかという「グランパスくん」もデーン。かわいい顔とフォルムをしていらっしゃるが、ある意味シャチとしては実寸くらいと言えるほどの大迫力である。巨大グランパスくんは、グランパスのホームゲームではいつもデーンとしているので記念撮影するのがオススメだ。

テクテクしながら、今度は「gram+」のブースへ行ってみた。ここは、サッカー観戦でおなじみのフェイスシールを無料で貼ってもらえるというもの。開幕戦に続いて2回目の登場となるこちらのブースも非常に盛況で、かわいい姉弟に声を掛けて写真を撮らせてもらった。パチリ。

そして「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」の雰囲気を盛り上げるべく、両チームのご当地武将隊もスタジアムで演舞を披露。グランパス側の武将隊として「豊田寺部武将隊」が、FC岐阜側の武将隊として「岐阜武将隊 信義徹誠(しんぎてっしん)」が出演し、迫力のある演舞で両チームを鼓舞していた。

このように、当日の豊田スタジアムには楽しみつくせないほど多くのイベントがそろっていた。その一方で、矢作川に面している芝生エリアなどでは、開放的なロケーションということもあって、レジャーシートを広げてピクニック気分でランチを楽しむ家族連れの姿も多かった!縄跳びをしたりサッカーに興じたりする子供たちの姿もあり、多くのサポーターが思い思いにキックオフまでの時間を過ごしているのが印象的だった。

14:03にキックオフとなった肝心の試合は、79分に田中 パウロ淳一選手のシュートでFC岐阜が先制するも、試合終了間際の90分に内田 健太選手のゴールでグランパスが同点に追い付き1-1のドロー。オリジナル10としての意地を見せたかったグランパスも、虎視眈眈と勝利を狙っていたFC岐阜も痛み分けの結果に。この勝敗は、2017年9月30日(土)、もしくは10月1日(日)のいずれかに岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催される、次回の「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」(第35節 FC岐阜 vs 名古屋グランパス)へ持ち越されることとなった。

パロマ瑞穂スタジアムおよび豊田スタジアムで開催される名古屋グランパスのホームゲームでは、今後もさまざまなスタジアムイベントが開催される予定。また、FC岐阜のホームゲームとなる次回の「名岐ダービー 〜木曽川の合戦〜」でもさまざまなイベントが計画されているはずなので、ぜひチェックしよう!【東海ウォーカー/吉橋和宏】