月9の復権なるか!? - フジテレビ本社

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 6日、都内でフジテレビの番組改編記者発表会が行われ、宮道治朗編成局次長が、低視聴率が続く同局の月曜夜9時のドラマ放送枠“月9”の再生を目指すことを宣言した。

 現在放送中の月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」は、西内まりやを主演に、結婚したい女としたくない男の恋愛模様を描いたラブストーリー。相手役に、俳優業が初となる人気ロックバンドflumpoolのボーカル・山村隆太を迎えるという大胆な挑戦に出たが、視聴率は低空飛行中。4月からスタートする「貴族探偵」は麻耶雄嵩の推理小説を基にした謎解きドラマで、嵐の相葉雅紀が貴族を名乗って探偵を趣味とする青年を演じる。

 宮道編成局次長は近年の月9視聴率低迷の理由を、「メインターゲットである49歳以下の若年層の視聴者が他メディアに分散している状況で、月曜9時はそれがわかりやすく表れている枠。月9は恋愛を中心にトライしてきたので、若年層が散っていく現実がある」と説明する。そんな中でも「(ネットでの)配信再生数は今回も新しい記録が出ている」そうで、「本質を見誤らないようにしたい」としつつ、「世帯視聴率も大事ですから(次回作は)ラブコメ一辺倒ではなく、幅広い視聴者が楽しんでいただける番組になっている」とアピールした。そして「起死回生をはかりたい。ここで辛抱してぶれないようにやっていかないと、月9ブランド自体の再生が難しい。なんとか踏ん張って頑張りたい」と語気を強めた。

 「貴族探偵」には相葉のほか、武井咲、仲間由紀恵、中山美穂といった豪華キャストが顔をそろえており、今年で30周年を迎えるにふさわしい布陣だ。羽鳥健一プロデューサーは、「命がけで楽しいドラマを作りたい」と並々ならぬ意欲を見せており、「30周年ということで企画を進行してきたわけではないが、ヒットすることを第一に考えて作っているので、30周年という冠を利用して視聴者に観てもらうことにつなげていきたい」と意気込んでいた。(取材/錦怜那)