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Infineon Technologiesと独eluminocityは、インテリジェントな街路灯を共同で開発したと発表した。

同街路灯は、クラウドからだけでなく、デバイスレベルからの不正アクセスも防止する一方で、ハードやソフトウェアによるアップデートが可能なソリューションで、新たなセンサやモバイル通信用の部品などを実装することもできるため、将来的な要求に合わせて新しいアプリケーションの継続的な開発も可能にするという。

また、LEDを使用しているため、例えばドイツ国内に設置されている光ポイントと呼ばれる約900万の街灯をLED化することで、年間消費電力の半分以上(約2000GWh)を節約することが可能になるとするほか、電気自動車が使用する統合充電ステーションの場合、住宅地での充電インフラを安心して設置できることにもつながるとする。

また、駐車スペースを検知するセンサを搭載することが可能なため、空いている駐車スペースに関する情報をクラウドに提供することが可能となり、これにより駐車スペースを探す手間を省くだけでなく、インテリジェントな交通管理システムを構築する際の基礎としても利用することができるようになるとしている。

さらに、統合レーダーセンサを活用するシステムにより、インテリジェント街路灯を環境変化に瞬時に適応させることも可能で、自動的に天気が悪い時などに周囲を明るくしたりすることも可能だとする。

なお、同街路灯は、導入オプションとして周囲の環境を分析するセンサを搭載させることも可能なほか、マイク、5G通信基地局などの搭載も可能なため、異常事態の検知やデータの大容量送信といったニーズにも対応することが可能になるとしている。

(小林行雄)