6日、北京青年報によると、江蘇省揚州市の痩西湖付近で、男が防護柵を乗り越えてブラックスワンの巣に侵入し、卵や親鳥を踏みつけ蹴飛ばす事件が発生した。

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2017年3月6日、北京青年報によると、江蘇省揚州市の痩西湖付近で、男が防護柵を乗り越えてブラックスワンの巣に侵入し、卵や親鳥を踏みつけ蹴飛ばす事件が発生した。

3月4日、同市のインターネットユーザーが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上に数枚の写真を掲載した。写真には、長髪に野球帽を被り、口にマスクを着用した男が湖付近にある竹製の防護柵内に侵入し、親鳥とみられるブラックスワンを蹴っている様子が写っていた。また、柵内には割れた卵やそのかけらが散乱し、その傍で1羽が頭を低く下げ、もう1羽が空に向かって叫ぶ様子も確認できたという。

現場で目撃した女性は「4日午後0時30分ごろに痩西湖景勝エリアにやって来て、少し歩くと橋の近くの柵で囲われた場所でブラックスワンが卵をあたためていた。その時、帽子とマスクをした20歳ぐらいの男が柵を越えて中に入り、卵を4〜5個持ち出そうとした」と語った。

女性によると、男は口ばしで攻撃してくるスワンを足で蹴り、周囲の市民の警告も無視。年配の女性から「卵を離しなさい」とたたかれると、持っていた卵を地面に落とした上に踏みつけ、スワンにもさらに攻撃を加えた。攻撃を受けたスワンは羽の一部がもげてしまい、男はその後50歳ぐらいの別の男に連れて行かれたという。

同エリアの管理スタッフは5日、事件の発生を認めるとともにすでに警察が捜査に乗り出していると話した。スワンに出血はなく状況は良好だが、いくつの卵が破壊されたかは分かっていない。これまで平日だけだった柵の周りのパトロールを、事件発生後は毎日24時間体勢で行っているという。(翻訳・編集/川尻)