Instagramで「非公開」なのにプライベート写真が見られてしまう「リポスト」ってなに?

写真拡大 (全4枚)

世界での月間アクティブユーザーが6億人を超えた写真共有SNS「Instagram(インスタグラム)」。

サービス開始当初は、写真に「いいね」をして、写真を通してコミュニケーションがでるSNSでした。

しかし、Instagramは、オシャレなスポットや美味しいグルメ写真など、「インスタ映え」を意識した写真をアップロードする若い女性ユーザーが増加したことにより、今では大きく変化しています。

現在のInstagramは、単にスマートフォンで撮影した写真を投稿するSNSにとどまらず、ライフスタイルやブランディングにも使われるほど、多くの人に影響力をもつSNSに成長しています。

そんなInstagramですが、「アカウントの非公開機能」を使えば、自分専用のアルバムや恋人や親しい友人との間だけで写真を共有することができます。

「Instagramの非公開機能」をオンにすると、
そのアカウントを見ることができるのは、フォロワーだけになます。
フォロワーではないユーザーは「このユーザーは非公開です」とメッセージが表示され、投稿された写真や動画を見ることはできません。




つまり、「非公開アカウントの機能」を使えば、
特定の人たちとだけ写真を共有できるので、不特定多数の人には知られたくないような写真やコメントなど、より親密なコミュニケーションがとれます。

ところが、アカウントを「非公開」にしたのに、「リポスト」を使うと、外部の人に見られてしまう可能性があるのを、ご存じだろうか。




「リポスト」とは、
Twitterでいう「リツイート」にあたるもので、ほかのユーザーがInstagramに投稿した写真を自分のタイムラインに再投稿できる機能です。

「リポスト」機能は、Instagram標準の機能ではありません。
しかし、iOSのApp StoreやAndroidのGoogle Playには「リポスト」するためのアプリが多数公開されており、誰でもアプリを入手して使うことができてしまいます。




「リポスト」によって「非公開アカウント」の写真が拡散する。
そんな例としては、非公開にしたAさんの写真があるとします。
・フォロワーのBさんが Aさんの写真を「リポスト」する
・Aさんの非公開であるAさんの写真がBさんタイムラインに投稿される
つまり、非公開のAさんの写真が、Bさんのフォロワーには閲覧できてしまうのです。

もし「アカウントを非公開」にしも、フォロワーの誰かが「リポスト」を行えば、「リポスト」した人のフォロワーを通して拡散してしまう可能性があるのです。

これまでには、
スーパーの冷凍ケースに入ったり、立ち入り禁止の線路に進入したりといった写真をSNSにアップして炎上する事案もあります。
すべての人が閲覧できる場所にプライベートな写真をあげることは、炎上や大きなトラブルを招く危険が多く、予想外の拡散を気にされている人も多くなっています。

「アカウントを非公開」にしていれば安心と、つい個人情報などがわかるプライベートな写真をアップしてしまいがちです。

しかし、非公開のアカウントでもネット上にアップロードした以上、「リポスト」や画面キャプチャなど、ネットに拡散されてしまうケースはあるのです。

過信をせずに、常にリスクを想像することがSNSで炎上やトラブルを避けるためには必要だと言えます。


磯崎 新