2016年12月、パキスタン北部ラホールで、濃いスモッグに見舞われる街の中を歩く風船売りの少年(ARIF ALI/AFP/Getty Images)

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 世界保健機関(WHO)は5日、世界中の5歳未満の死者数の4分の1は、汚染した水、空気、スモッグ、不衛生な環境など、汚染された環境によるものだと発表した。

 報告によると、不衛生で汚染した環境は、下痢、マラリア、肺炎など、子どもたちにとって命取りになる病気を引き起こす可能性がある。これにより年間170万人の子供が死亡しているという

 WHOのマーガレット・チャン(Margaret Chan)局長は、「汚染された環境は特に幼児にとって致命的」と述べた。 「未発達の臓器、免疫力、気道、身体は、汚い空気や水の影響でより弱くなる」。

 WHOの報告書「子どもの健康と環境に関する持続可能な世界を引き継ぐ」で、子どもへの公害による悪影響は、母親のお腹にいたときから始まっていると指摘。乳幼児が屋内外の汚染した空気にさらされれば、人体への害は継続するという。

 これは、ぜん息などの慢性呼吸器疾患、肺炎のリスクが増大する。 大気汚染はまた、心臓病、脳卒中、がんの生涯にわたるリスクを増加させると報告されている。

(翻訳編集・佐渡 道世)