ブラッド・グレイ氏 Photo by Mike Pont/FilmMagic/Getty Images

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 米パラマウント・ピクチャーズのブラッド・グレイ最高経営責任者(CEO)が辞任を発表したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

 同社が2016年9月の決算で4億5500万ドルの赤字を計上したことに加えて、親会社バイアコムの経営体制が変わったことにより、辞任を余儀なくされた模様。パラマウントは、今年のアカデミー賞作品賞ノミネートに、ドゥニ・ビルヌーブ監督の「メッセージ」と、デンゼル・ワシントン監督・主演「Fences」の2作品を送り込むことに成功したものの「スター・トレックBEYOND」「ズーランダー2」「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影(シャドウズ)」「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」といった続編の興行成績が前作よりもダウン。また、ブラッド・ピット主演の「マリアンヌ」(ロバート・ゼメキス監督)や、ファミリー映画「Monster Trucks」が期待外れの結果となっていた。

 グレイはタレントマネージャーを経て、ピットと共同で制作会社プランBを設立。その後、05年にパラマウント・ピクチャーズにCEOとして迎えられた。「トランスフォーマー」や「ミッション:インポッシブル」「パラノーマル・アクティビティ」「アイアンマン」などのシリーズでヒットを連発したものの、マーベルやドリームワークス・アニメーションなどとの配給契約が相次いで切れたことにより、公開作品が激減していた。

 現在バイアコムは、後任を探しているという。