大分の守護神・高木駿は失点シーンを反省

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[3.5 J2第2節 東京V1-0大分 味スタ]

 開幕2連勝はならなかった。大分トリニータは東京ヴェルディに0-1の敗戦を喫した。試合後、大分のGK高木駿は「単純に悔しい。あの失点を抑えていれば、勝ち点1を持って帰れていた形だった」と唇を噛んだ。

 試合を分けたのは前半41分のゴール。PA内右でFWドウグラス・ヴィエイラが放ったシュートは一度、高木駿が弾いたがこぼれをドウグラスに拾われ、最後は正面にいたMFアラン・ピニェイロに決められた。必死に身体を入れ、手を伸ばした高木だったが届かなかった。

 大分の守護神は「一回防ぎましたが、相手の前にこぼれたのが失点の原因。あそこでもっとパワーを持って、アタックできれば、ボールがもっとどこか遠くに飛んでいくかもしれない。相手がフリーだったという問題もありますが、そういうことを抜きに、僕がもっと弾ければ防げた場面でもある」と反省した。

 開幕戦・福岡戦は後半終了間際の劇弾で2-1で勝利したが、前半26分に先制しながらも、同アディショナルタイム3分に失点しており、2試合連続で前半終了間際の時間帯に失点したことになる。高木は「2試合連続で前半の終了間際の時間で失点した。締める時間をしっかりとしなければいけない。もう少しあの時間帯になったときに声をかけたり、意識づけさせないと」と自らの言い聞かせるように話した。

 また試合後、東京Vのロティーナ監督が「前半は互角の戦いだったが後半の初めに相手に2回のチャンスがあった」と話したように、押し込まれる時間の多かった前半から一転して後半には、大分に立て続けにチャンスがあった。後半開始約30秒には、FW後藤優介のパスから右サイドのFW三平和司が折り返し、走り込んだMF小手川宏基がシュートを打つも決めきれず。

 後半5分には後藤の右クロスにDF井林章の前に入ったFW林容平がヘディングであわせたが相手GKに弾かれ、こぼれは井林にクリアされた。この場面を「得意な形」だったと振り返る林は「あそこで1点取れていたら逆転できていたかもしれない」と悔しさをのぞかせる。

「負けてしまってゴールもなかった。まだまだ足りない。相手の方が出足も速かったと思いますし、そういうところで後手後手になってしまい、難しい試合だった。まだFWにゴールがないので、FWが点が取れないと試合に勝てない。色々ありますが、すぐに次の試合が来るので準備したい」

 開幕からのアウェー2連戦を1勝1敗で終え、12日にはようやくホーム開幕・山口戦を迎える。今季初黒星を引きずらず、仕切り直しといきたいところだ。

(取材・文 片岡涼)