選挙編終盤の32巻


前会長・ネテロが死んだことで行われたハンター協会の会長選挙。パリストンVSヂードルの一騎打ちになるかと思われたが、レオリオが割って入ってくる。危篤の息子を見舞おうとしないジンを殴った結果、票が集まってしまったのである。


オレが会長になったら
協会を…私物化するからな!!

医者になる勉強のため、会長になりたくないレオリオ。
ゴンと出会った時も、ハンターの志望理由を聞かれ
「金さ!! 金さえありゃ何でも手に入るからな でかい家!! いい車!! うまい酒!!」
とゲスな表情で憧れを語っていた。しかし、一次試験中のクラピカとの会話で、手術料が稼げなかったために友人が死んだという過去、そして将来は友人と同じ病気の子どもを無償で治したいという希望が明らかになる。
今回の選挙編でも、「会長になったらゴンを助けるために何でもする。だからお前らもすぐゴンを助けるために動いてくれ」というマニフェストを表明した。

ゴンのおかげで会長にならなかったレオリオ


───彼はきっといい会長になる───

会場から溢れる温かい拍手に戸惑うレオリオ。最初の一言と、次に続く発言の間にはマイナスからプラスへと変わるものすごいギャップがある。周囲の人たちはそれに触発される。試験中、レオリオの昔話を聞いたクラピカも、上着を脱いでやる気を出していた。
レオリオとパリストンの決戦投票では、復活したゴンが会場に登場。「会長になったら、ゴンを助けるためにハンター全員協力してもらう」という動機が消滅。さらに「レオリオは医者を目指してるから会長はやれないよ」という理由で、ゴンはパリストンに投票。結局、会長はパリストンに決定するのである。

例の4人組の再集結するのはいつになるのか


レオリオはゴンがハンター試験で出会った大事な友人の一人。幽☆遊☆白書でいうところの桑原ポジション。幽助、桑原、蔵馬、飛影同様、幻影旅団編まではゴン、キルア、クラピカ、レオリオの4人組で行動していた。
グリードアイランド編から音沙汰がなくなったものの、31巻で久しぶりの登場。32巻ではゴンと懐かしの再会を果たす。
レオリオとともに全然出てこなくなったクラピカも32巻で久しぶりにコマに出てくる。どこかの教会の中で一人座って、レオリオからの着信を無視する、というシーンのみで、セリフなし。33巻では久しぶりに言葉を発して、レオリオと合流し、一緒に暗黒大陸を目指すことになる。
現時点では、キルアとゴンは暗黒大陸に行こうとしていない。彼ら4人が再び集合するのは何年先になるのか。ゴン、キルア、クラピカ、それぞれ違った意味でマイペースな3人にツッコミを入れるレオリオの姿をもう一度見てみたい。

(山川悠)

参考→『HUNTER×HUNTER』再開を待ちながら1巻から読んでみる