これまでのリンキン・パークのイメージを覆す意欲作「ヘヴィ feat.キアーラ」(Song Review)

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 ミクスチャー・ロックバンドのリンキン・パークが、およそ3年ぶり、通算7枚目となるスタジオ・アルバム『ワン・モア・ライト』を、2017年5月19日にリリースする。本作からの先行シングル「ヘヴィ」が2月16日にリリースされ、米ビルボード・ソング・チャート(2017年3月11日付)で、52位にデビューを果たした。

 この曲は、2016年「ゴールド」が大ヒットを記録した、イリノイ州出身の女性シンガーソングライター、キアーラがフィーチャリング・ゲストとして参加していて、これまでのリンキン・パークのイメージを覆すような意欲作に仕上がっている。女性シンガーがゲストとして参加するのも、この曲が初めてだ。

 今流行りのトラップのような感覚も持ち、クリスチャン・ミュージックのような要素もある。静と動を絶妙に使いこなす、チェスター・ベニントンのとキアーラの交差するボーカルに惹きこまれ、繰り返されるフックが耳に残る、中毒性の高いナンバーだ。

 メンバーでプロデューサーのマイク・シノダは、キアーラの「ゴールド」に衝撃を受けて、彼女の起用を決めたという。往年のファンは、彼らの新しい試みに若干戸惑いを隠せないようだが、一方で、この曲をキッカケに新規ファンも獲得している。マイクが「実験を重ねるようなものが多い」と話していた通り、新作『ワン・モア・ライト』には、「ヘヴィ」のような、新しいサウンドが多数、収録されるかもしれない。

 新作『ワン・モア・ライト』は、iTunesストアで先行予約がスタートしていて、手続きが完了すると、「ヘヴィ feat.キアーラ」がダウンロードできるようになる。また、11月から4年ぶりとなる来日公演も決定。リンキン・パークの再始動に相応しい1年になりそうだ。


Text: 本家 一成

◎リリース情報
「ヘヴィ feat.キアーラ」
リンキン・パーク
2017/2/16 RELEASE
https://goo.gl/43XtGc